2007 Fiscal Year Annual Research Report
WTO体制下の農業・農村社会発展戦略と公的普及モデルの開発に関する国際比較研究
Project/Area Number |
18380137
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Research Institution | Ryukoku University |
Principal Investigator |
稲本 志良 Ryukoku University, 経済学部, 教授 (80026468)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河村 能夫 龍谷大学, 経済学部, 教授 (10121625)
小田切 徳美 明治大学, 農学部, 教授 (10201998)
佐藤 了 秋田県立大学, 生物資源学部, 教授 (00299778)
横溝 功 岡山大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (00174863)
鈴木 俊 東京農業大学, 国際食糧情報学部, 教授 (10078206)
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Keywords | 農業・農村発展 / 公的農業普及 / 私的農業普及 / 普及モデルの開発 / 普及制度の移転 |
Research Abstract |
本年度は稲本・河村・横溝が、先ず、ワシントンDCの農務省において、アメリカ合衆国における公的普及事業について、現状及び変化の方向に関する聞き取り調査、関連資料の収集を行った。また、同様な調査研究活動をケンタッキー大学及び、その周辺地域について行った。 アメリカ合衆国における公的普及事業は依然として、重要な地位を占めながら、その対象と方法及び活動内容に徐々に変化が進んでいること、地域間でそれらをめぐる相違が生じてきていることを具体的に把握できた。 また、佐藤は、デンマークについて、鈴木はインドネシア・タイ国に同様な調査研究を実施した。 また、稲本・河村は中国内モンゴルにおいて、中国における公的普及事業の基本的仕組みと「農業発展に関する貢献について、省政府機関、大学、そして地域農業現場で具体的な調査、情報収集を行った。 アメリカ、インドネシア、タイ、中国においては公的普及事業が重要な役割を果たしているが、その間に多様な相違がみられ、これらの相違について、今後、更に理論的観点からも分析を深めて行く計画である。
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Research Products
(7 results)