2006 Fiscal Year Annual Research Report
マレーシアにおける貧困問題の地域的・民族集団的多様性に関する研究
Project/Area Number |
18401008
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
藤巻 正己 立命館大学, 文学部, 教授 (60131603)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
生田 真人 立命館大学, 文学部, 教授 (40137021)
平戸 幹夫 拓殖大学, 政経学部, 教授 (10083180)
山下 清海 筑波大学, 生命環境科学研究科, 教授 (00166662)
田和 正孝 関西学院大学, 文学部, 教授 (30217210)
祖田 亮次 北海道大学, 文学研究科, 助教授 (30325138)
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Keywords | マレーシア / 貧困問題 / 多民族的状況 / 地域的差異 / 民族集団間所得格差 / 地域間所得格差 / GIS / 社会経済地図 |
Research Abstract |
本年度は以下のように現地調査を遂行するとともに、現地協力機関の一つであるUniversiti Sains Malaysia(USM:マレーシア科学大学、ペナン)より3名の研究者を招聘し、講演会および中間報告会を実施した。 (1)現地調査実施状況 藤巻正己:平成18年8月7日〜28日:クアラルンプル・ペナンを中心に貧困問題の表出形態に関する調査。 江口信清:平成18年11月23日〜30日:マラッカ近郊の周辺的コミュニティの「ポルトガル人村」にて予備調査。 生田真人:平成18年12月24日〜31日:クアラルンプル・プトラジャヤにて開発・貧困問題に関する政府資料を収集。 平戸幹夫:平成18年8月27日〜9月8日/平成18年12月27日〜19年1月5日:パハン州ジェンカ地区にて現地協力者とともにプランテーション労働者などに対するインタビュー調査(現地協力者Universiti Utara MalaysiaのNoor AL-Huda博士らの調査チームと)。 山下清海:平成18年12月21日〜28日:クアラルンプル・マラッカの華人社会調査を実施。 田和正孝:平成18年8月23日〜9月5日:パハン州の漁村スクク村にてインタビュー調査を実施。 祖田亮次:平成18年10月21日〜11月6日:サラワク州ビントゥル地区商業植林地域における先住民社会現地調査。 (2)研究集会 (1)平成18年12月1日(金)16:30〜18:00:立命館大学:招待講演会 Norizan Bin Md Nor(USM)「The Economic and Socio-Cultural Impacts of Ecotourism on the Minority People in Cameron Highlands, Pahang, Malaysia」 (2)平成19年1月27日(土)12:30〜17:00:立命館大学:中間報告会 祖田亮次「サラワク調査報告」、山下清海「マレーシア調査報告」、江口信清「マラッカ市のポルトガル系住民の貧困に関する予備調査」、生田真人「2006年調査の概要」、藤巻正己「Tourism and the Marginalized People in Malaysia」、Tarmiji Bin Masron(USM)「The Distribution of Population and Socio-Economic Condition in East Malaysia, Sarawak」、Ruslan Bin Rainis(USM)「The Changing Spatial Pattern of Population Concentration and Ethnic Diversity in Peninsular Malaysia since 1980s」
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Research Products
(3 results)