2007 Fiscal Year Annual Research Report
マレーシアにおける貧困問題の地域的・民族集団的多様性に関する研究
Project/Area Number |
18401008
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
藤巻 正己 Ritsumeikan University, 文学部, 教授 (60131603)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江口 信清 立命館大学, 文学部, 教授 (90185108)
生田 真人 立命館大学, 文学部, 教授 (40137021)
平戸 幹夫 拓殖大学, 政経学部, 教授 (10083180)
山下 清海 筑波大学, 生命環境科学研究科, 教授 (00166662)
祖田 亮次 北海道大学, 文学研究科, 准教授 (30325138)
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Keywords | マレーシア / 貧困問題 / 地域間所得格差 / 民族集団所得格差 / 社会経済地図 / GIS / 国際研究者交流 / 国際情報交換 |
Research Abstract |
1、マレーシア各地において、以下のように現地調査を継続し、調査研究の深化に務めた。 (1)、藤巻正己:平成19年8月6日〜9月2日、クアラルンプルのスクォッター地区およびパハン州キャメロンハイランドの先住民族集団オランアスリの経済社会生活とツーリズムの展開とのかかわりについて調査。(2)、田和正孝:8月13日〜9月3日、パハン州スクク漁村における漁民の生活実態と貧困問題の表出状況に冠するフィールドワーク。(3)、祖田亮次:7月31日〜8月21日、サラワク州ビントゥル地域などにおけるイバン人社会の貧困問題とプランテーション開発との関係性について参与観察。(4)、生田真人:19年8月20日〜26日、パハン州における農村開発政策とマレー人の生活水準とにかかわるインタビュー調査。(5)、平戸幹夫:8月31日〜9月11日、パハン州FELDAスキームの中心地域であるジュンカ地区における外国人労働者に対するインタビュー調査。(6)、江口信清:8月24日〜30日、マラッカのポルトガル人村においてポルトガル人の社会経済状態に関するインタビュー調査。(7)、山下清海:平成20年1月26日〜30日、観光開発が進むペナンのチャイナタウンにおいて華人社会に関する文献・統計などの資料収集とインタビュー調査。 2、研究集会・講演会の開催 平成19年12月2日(日)・立命館大学において科研メンバーによる中間報告会ならびに公開講演会を開催(平戸幹夫(研究分担者)「パハン州ジュンカ地区の外国人労働者について」、Voon PhinKeong(マレーシア華人研究所所長)「Fifty Years On:Whither the New Villages in Malaysia?」)。
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Research Products
(4 results)