2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18402014
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
真柄 秀子 Waseda University, 政治経済学術院, 教授 (50219292)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井戸 正伸 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (00232497)
新川 敏光 京都大学, 法学研究科, 教授 (30216212)
鈴木 基史 京都大学, 法学研究科, 教授 (00278780)
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Keywords | 比較政治 / 政治理論 / イタリア政治経済 / 日本政治経済 |
Research Abstract |
・2007年4月19日、パリ政治学院・大学院長のマルク・ラザール教授をお招きし、「伊ベルルスコーニ政権の検証:イタリアは特異な事例なのか」というテーマでご講演いただいた。教員および大学院生、学部生が多数参加し、イタリア政治経済の理解を深めた。 ・2007年7月6日、イタリア大使館等の協力を得て、<日伊比較>連続会議(1)イタリアと日本-制度・構造改革の10年(Globalizzazione、competitivita'e riforme:Italia e Giappone a confronto)というテーマで国際シンポジウムを開催した。シンポジウムには以下の研究者が参加した:眞柄秀子「はじめに」、D.ケッキ(ミラノ大学政経学部長)「イタリアの労働市場政策」、井戸正伸(早稲田大学教授)。「日本の労働市場改革」、P.セガッティ(ミラノ大学教授)「イタリアの制度改革と選挙の変容」、鈴木基史(京都大学教授)「連立政治における政党リーダーシップと構造改革」、C.フィリッビーニ(ボッコーニ大学教授)「イタリアにおける財政改革と分権化」、S.サツキ(ミラノ大学助教授)「欧州の視点からみたイタリア福祉改革」、新川敏光(京都大学教授)「岐路に立つ日本型福祉:レジーム」、C.モルテーニ(駐日イタリア大使館学術文化担当官)「結論:イタリアと日本を比較して」。なお開会にあたり、白井克彦早稲田大学総長、マリオ・ボーヴァ駐日イタリア大使、およびイタリア国立東方学研究所のシルヴィオ・ヴィータ所長から、それぞれ歓迎の言葉を頂いた。会議の成果は、2008度ミラノ大学にて実施する国際シンポジウムに発展させる予定で、現在、各自、研究を進めている。
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Research Products
(9 results)