2007 Fiscal Year Annual Research Report
東南アジア大陸部地方都市華人の地域間移動に関する実証的研究
Project/Area Number |
18402030
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
荒井 茂夫 Mie University, 人文学部, 教授 (00159477)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田村 慶子 北九州市立大学, 法学部, 教授 (90197575)
田中 恭子 南山大学, 総合政策学部, 教授 (00167496)
加納 寛 愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 准教授 (30308712)
福田 和展 三重大学, 人文学部, 准教授 (10324500)
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Keywords | 華僑・華人研究 / 華人社会史 / 海外華僑・華人 / 移民社会 / 文化・社会変容 / アイデンティティ / 華人文化 / 東南アジア史 |
Research Abstract |
本年度の調査は主に加納と荒井によって以下のように行った。全員での調査行動は,費用対効果の面で問題があるために,個別に調査を行った。 4/27-5/1マカオ調査:ミャンマー華人互助会で元共産ゲリラ指揮者,およびマカオ市政府観光局で聞き取りを行った。マカオはビルマ難民華人の中心地で互助会はその中心。 8/30-9/12ミャンマー調査:昨年度調査時の調査票の回収及び全メンバーで旅行したために欠落した次の調査を行った。(1)個人史の収集(2)華人学校の調査票配布と回収(3)マンダレー華人墓地の墓碑原文の収集(4)マンダレー中華学校の聞き取り調査。 9/16-9/2タイ調査:ナコンパトム県バンルワン村に住み込んで最古の中華学校建華学校を中心とする華人村落の聞き取り調査を行った。バンコク中華街で聞き取りを行った。 12/9-12/24ラオス,カンボジア調査:ヴィエンチャン寮都学校及び上中下層華人から聞き取り調査,シェムリアップ中山学校校長から聞き取り,プノンペン寮華日報,華商日報,端華学校校長から聞き取り,回収に出向く前提で質問票200部を承諾託した。 12/30-1/4台北調査:〈2008中華民族聯合祭祖大典〉にて海外華人の参加者から聞き取りを行った。特にヨーロッパから参加した華人を重点的に調査した。 2/28-3/10パリ調査:75年以降フランスに逃れたインドシナ難民によって主に形成されている華人社会を調査した。インドシナからの移民経歴について聞き取りを行った。 3/13-3/21プノンペン調査:端華学校にて回収,パリ関係企業家複数から聞き取り,華人系閣僚にインタヴュー,星周日報、華人理事会にて聞き取り,資料収集。(以上荒井) 2/28-3/10ラオス,タイ調査:ラオス北部と南部地方都市,およびタイチェンマイ郊外にて聞き取り調査を行った。(以上加納)
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Research Products
(3 results)