2008 Fiscal Year Final Research Report
Positive Research on Migration on Overseas Chinese in Local Citiesof Continental Southeast Asia
Project/Area Number |
18402030
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 海外学術 |
Research Field |
Sociology
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
ARAI Arai Mie University, 人文学部, 教授 (00159477)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
TAMURA Keiko 北九州市立大学, 法学部, 教授 (90197575)
KANO Hiroshi 愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 准教授 (30308712)
FUKUDA Kazunobu 三重大学, 人文学部, 准教授 (10324500)
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Research Collaborator |
レオ スリヤディナタ 南洋大学, 華裔館, 館長
賢 強 シンガポール国立大学, 中文系, 教授
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Keywords | 華人社会史 / 華人文化 / 民族移動 |
Research Abstract |
調査表回収率は全体で5割ほどであった。458部は十分とは言えないが、丁寧な聞き取り調査によって数値を補うことができた。インドシナ諸国華僑華人の移動は政治的混乱と戦争が最大の要因で新概念による分類が必要となった。従来は旧華僑・華人、新華僑の2分類であったが、難民華僑という分類である。彼らは受け入れ国、脱出国、中華文化の三者に濃淡差のあるアイデンティティを持つ点が他地域の華人と異なる点である。また欧米の難民華僑社会は民族・文化的共通の通信回路を持つエクスターナル・チャイナ的領域の拡大と見ることもでき、ワン・ガンウの理論は合致するが、移動に関して華僑大衆は生活次第で定住する傾向があり、難民華僑成功者も受け入れ国に資産を置きながらだ出国に帰国投資するもので、一族挙げて戻ることはない。この点ワン氏の理論は問題はあるが、都市間の移動という点では当てはまる。
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Research Products
(10 results)