2008 Fiscal Year Final Research Report
Assessment of the reduction of carbon dioxide emission from tropicalpeatlands through environmental restoration
Project/Area Number |
18403001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 海外学術 |
Research Field |
Environmental dynamic analysis
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
HIRANO Takashi Hokkaido University, 大学院・農学研究院, 教授 (20208838)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷 宏 北海道大学, 大学院・農学研究院, 准教授 (80142701)
井上 京 北海道大学, 大学院・農学研究院, 准教授 (30203235)
島田 沢彦 東京農業大学, 地域環境学部, 准教授 (90349811)
山田 浩之 北海道大学, 大学院・農学研究院, 助教 (10374620)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Keywords | 大規模撹乱 / 排水路 / ダム / 地下水位 |
Research Abstract |
東南アジアの低平地に分布する熱帯泥炭地は膨大な量の土壌炭素を貯留しているが, 開発による地下水位の低下などにより, 大量のCO_2を大気に放出する危険性が高まっている。そのため, CO_2排出量を抑制するために, 排水路を堰上げする簡易ダムによる環境修復が実施されている。本研究では, 生態系と大気との間のCO_2交換量をモニタリングし, ダムによる環境修復が熱帯泥炭の好気的分解を抑制し, CO_2排出量を低減させることを実証した。また, 衛星リモートセンシングを利用した地下水位の広域評価の可能性を示した。
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Research Products
(19 results)
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[Remarks] 平野高司, 熱帯泥炭林の炭素収支についての説明,「地球危機2008」, TV朝日, 2008年1月3日
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[Remarks] 平野高司,「熱帯雨林, CO_2放出」, 朝日新聞朝刊(科学欄), 2007年10月19日