2007 Fiscal Year Annual Research Report
東南アジアの地球資源ポテンシャル評価と統合解析システムの構築
Project/Area Number |
18404020
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
渡邊 公一郎 Kyushu University, 大学院・工学研究院, 教授 (10182916)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今井 亮 九州大学, 大学院・工学研究院, 准教授 (90223304)
横山 拓 九州大学, 大学院・理学研究院, 教授 (20136419)
本村 慶信 九州大学, 大学院・理学研究院, 助教 (20037237)
ルーカスドニイ セティジャジ 九州大学, 大学院・工学研究院, 助教 (50432852)
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Keywords | インドネシア / ジャワ島 / 地球資源データモデル / ジョグジャカルタ盆地 |
Research Abstract |
研究計画の主要なテーマはインドネシアのジャワ島をモデル地区とし、特に金資源データ集積、金鉱床地域の小規模マイニングによる水銀汚染調査など種々の地球資源データ、環境地質データの集積と地球資源データモデル・データベースの構築を実施した。期間中に他の研究予算も含め渡邊が4回、今井が2回、本村が1回、セティジャジが3回、ジャワ島あるいは東南アジアの他地域における下記のようなフィールド調査を行った。また、研究室の学生を、延べ8名現地に派遣した。また、各研究サブテーマについて化学分析などの室内実験を実施した。 (1)インドネシア・東ジャワ金・銅鉱徴地の資源調査:ジャワ島東部の熱水鉱床について現地フィールド調査や試料採取を行い、また室内においてX線回折分析、蛍光X線分析、原子吸光分析、ICP分析、顕微赤外分析、流体包有物均質化温度測定などの諸分析を行い、鉱床成因を検討するとともに資源情報の集積を行った。 (2)インドネシア・中央ジャワ、地熱地域の地化学徴候調査:比較的アクセスが容易なジャワ島中央部のディエンなどの地熱地域について前年度に引き続き現地調査や試料採取を行い、また室内においてX線回折分析、酸素・水素同位体比分析を行い、変質帯の広がり、水理系などを含む地熱系の評価を行った。 (3)インドネシア・ジョグジャカルタ盆地周辺の地質構造調査:2006年5月27日に発生したジョグジャカルタ地震の地球科学情報収集を目的とし、現地調査を実施した。震源地の推定、活断層調査、災害マップの基礎となる地質情報の収集を行った。
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Research Products
(5 results)