2006 Fiscal Year Annual Research Report
多様な授業形態に応じたマルチメディア教材作成の基礎的研究
Project/Area Number |
18500723
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Research Institution | Sapporo International University |
Principal Investigator |
藤沢 法義 札幌国際大学, 現代社会学部, 助教授 (40254726)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梅村 匡史 札幌国際大学, 現代社会学部, 教授 (30203590)
曽我 聰起 北海道文教大学, 外国語学部, 教授 (30279476)
|
Keywords | 教育学 / 教育工学 |
Research Abstract |
1 各種授業形態調査・分類整理 一般的な授業分類に、講義形式の集団学習方式や演習形式の個別学習方式などがある。また、学習者参加度が高い討論形式、教室外での体育などもある。実際には、講義形式であっても教員移動範囲が広範囲な授業や討論形式を一部採用する授業も存在する。そこで、映像撮影方法への影響要素よる分類法を試みた。カメラマンの有無や撮影機材が変化する要素として被写体の種類と必要解像度、被写体の位置(移動範囲)、被写体切り替えの4種類を採用した。 2 授業映像撮影方法雛形実現 本研究では、授業映像のみを視聴者に提供する簡便・安価な撮影方法実現を目指している。そのため、高価な自動撮影システムは利用せず、市販品で撮影した。講義形式では、教員が教壇上を移動し板書利用であればカメラ1台でカメラマン無し撮影が可能ではあるが、カメラワークに乏しい映像になる。教員移動範囲が狭くてもプロジェクター利用であればスクリーンと教員を撮影するため照度の関係でカメラ2台が必須になる。カメラマンがいれば使用カメラ1台で教室内を広範囲に移動する教員の授業や討論形式授業も撮影可能であるが、パン速度に注意が必要である。なお、カメラ周囲の雑音を録音せず教員音声をクリアーに録音できるBluetooth利用ワイヤレスマイクの有効性を検証することができたが、マイクから遠い発言者音声の録音に課題を残した。 3 映像データ編集一部自動化機能 長時間映像ファイルを自動切断する安価なSWと映像ファイル変換用フリーSWの動作を確認した。また、カメラ2台で撮影した映像データ後処理として空間的に合成する方法もあるが、開発済みのSMILEジェネレータを改良して2映像同期再生可能にすることで後処理の手間を軽減することにした。
|
Research Products
(2 results)