2006 Fiscal Year Annual Research Report
ピアレビューとグループディスカッションによる協調学習のための掲示板システムの開発
Project/Area Number |
18500730
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
佐々木 茂 帝京大学, 理工学部, 講師 (70328087)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 博芳 帝京大学, 理工学部, 助教授 (40240519)
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Keywords | 教育工学 / 協調学習 / グループディスカッション / ピアレビュー / 上級プログラミング / eラーニング / Web掲示板 |
Research Abstract |
申請者らはこれまでe-Learningを用いた演習授業において,グループディスカッションを含む演習授業のモデルを設計し,高い教育効果が得られた実践結果を報告している,申請者らの設計したモデルでは,学生は教員の指定したグループで,お互いの成果見せ合い,評価しあいながら,課題の完成度を高めていく.このようなディスカッションは,既存のコース管理システムに用意されている掲示板機能では,効果的かつ効率よく実現することが難しい.本研究では,我々の提案するピアレビューとグループディスカッションによる協調学習の核となる,掲示板ツールの開発を行った. グループディスカッションを含んだ演習授業のモデルとして,次のようなグループディスカッションの運営を考えた.(1)レポート・プログラムの提出,(2)同じグループのメンバのレポート・プログラムを相互に評価,(3)評価やコメントに対して返信したり,コメントを元に修正したプログラムを再び提出したりして,ディスカッションを広げていく,(4)完成したレポート・プログラムを教員に提出する. このようなモデルに沿ってグループディスカッションを行うために,(1)レポート・プログラムの提出機能,(2)同じグループのメンバに評価・コメントを行う機能などを備えたツールを,掲示板システムの形式で作成した.また,学生同士の評価を教員が集計するための機能も実装し,教員の手間の軽減も図った. 本研究にて作成したツールを用いて,2006年度前期の基礎工学実験および,後期の情報科学演習4においてグループディスカッションを実施した.また,本ツールを用いた授業実践については,平成18年度情報教育方法研究発表会およびInternational Conference on Computers in Education 2006(ICCE 2006)にて報告した.
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Research Products
(2 results)