2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18520201
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
ヨコタ村上 孝之 Osaka University, 大学院・言語文化研究科, 准教授 (00200270)
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Keywords | ロシア文学 / 亡命文学 / 極東ロシア |
Research Abstract |
前年度に引き続き、資料の購入・収集・複写を進めた。それに基づいて資料の読解・分析なども継続して行った。文学理論・文化理論関係の書籍も購入・収集し、資料の分析に応用を試みた。 平成20年1月18日から20日までは、東京に出張し、東京大学総合図書館・都立中央図書館にて資料閲覧・収集を行った。ロシアン・チャイナにおけるロシア文学という、研究上、未開拓の領域についてのさまざまな新資料も発掘され、あらたな知見が得られつつある。また、その理論的検討も新しい視野から進みつつある。こうした研究の成果に基づき、平成19年7月25日から8月14日には、リオ・デ・ジャネイロ大学にて開催された国際比較文学会世界大会に参加し、成果報告の研究発表を行った。同報告は平成20年度には研究報告書として刊行される予定である。 また、サンパウロ公立図書館、移民記念館にて資料の閲覧・収集に従事した。 また、平成19年12月26日から31日には米国シカゴ、シェラトンホテルにて開催された、アメリカ近代語学会年次大会にて、成果発表の報告を行った。ウラジオストクにて、ロシア極東科学アカデミーの編纂で刊行された論集『第21回日露極東学術シンポジウム』に研究成果の一環として論文「マトヴェーエフ一家の生涯と作品」を発表した。
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Research Products
(3 results)