2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18520201
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
ヨコタ村上 孝之 Osaka University, 大学院・言語文化研究科, 准教授 (00200270)
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Keywords | ロシア文学 / 亡命文学 / 極東ロシア |
Research Abstract |
前年度に引き続き、資料の購入・収集・複写を進めた。それに基づいて資料の読解・分析なども継続して行い、さらに、最終年度の研究総括を行った。ロシアン・チャイナにおけるロシア文学の概要のデータベース化、また、亡命文学・ディアスポラ文学理論からの、当該文学の理論的意味付けも達成され、報告、刊行の形で発表されるか、されつつある。平成20年6月4日より6月8日まで,スロロヴァニア国リュブリャーナ市スロヴァニア科学アカデミーにて開催された、国際比較文学会文学理論部会に参加し、成果発表報告を行った。平成20年11月17日より11月24日まで、アゼルバイジャン国バクー市バクー・スラブ大学にて行われた国際会議「文化と文学におけるステレオタイプ」に参加し、成果報告の発表を行った。平成21年2月13日、甲南大学人間科学研究所にて共同研究「心の危機の見極めと実践的ネットワークの創造」研究会に参加し、成果報告の発表を行った。平成21年3月13日より3月24日までロシア連邦およびラトビア国に出張、シチェドリン名称公立図書館とラトビア大学中央図書館にで資料の収集を行うとともに、成果報告の講演を行った。平成19年度にウラジオストクに出張し、第23回日露極東学術シンポジウムに参加し、成果報告の発表を行ったが、その報告原稿が論文として上記シンポジウムのプロシーディングスに収録され、刊行された。国際比較文学会文学理論部会での発表は、ハンガリー科学アカデミーより、国際会議「文化と文学におけるステレオタイプ」での発表はバクー・スラブ大学より、刊行される予定である。『東亜詩学と文化交流--川本浩嗣先生古稀記念論集』(中華書局2009年出版予定)に、成果報告の論文が収録予定である。
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Research Products
(4 results)