2007 Fiscal Year Annual Research Report
異文化理解と偏見 キプリング、ハーン、ロティ、クローデル、ウェーリーの場合
Project/Area Number |
18520275
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Research Institution | Toyo Gakuen University |
Principal Investigator |
河島 弘美 Toyo Gakuen University, 人文学部, 教授 (40245329)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
土谷 直人 東海大学, 文学部, 教授 (60147113)
牧野 陽子 成城大学, 経済学部, 教授 (70165687)
劉 岸偉 東京工業大学, 外国語教育センター, 教授 (30230874)
橋本 順光 横浜国立大学, 教育人間科学部, 准教授 (80334613)
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Keywords | 比較文学 / 異文化 / 西洋化 / ハーン / 比較文化 |
Research Abstract |
今年度は昨年度に引き続き、研究会を重ねながら、異文化理解と偏見について考察を深めるとともに、討議を重ねた。 第一回目の会合(2007年12月15日)では、今後の計画を相談後、土谷が「文学にみる偏見、無知ゆえの異文化誤解」、平川が「ハーン評価の変遷-『ユーマ』を手がかりに」と題する、それぞれ60分ずつの発表を行った。 2008年2月15日〜17日には、霧島・鹿児島への調査研究旅行を実施、天孫降臨の地の資料調査、及び、鹿児島の史跡を検証した。さらに、この機会を利用して、研究発表会を二晩行い、劉が「周作人と柳田国男」、橋本が「ラフカディオ・ハーンと黄禍論」と題する、それぞれ90分ずつの発表をし、柳田国男、周作人とラフカディオ・ハーンとの影響関係、ハーンと黄禍論について、またハーンと神道、異文化への関心について討議した。これらの研究会の成果は、近く論文にまとめられる予定である。
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Research Products
(2 results)