2007 Fiscal Year Annual Research Report
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18520334
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| Research Institution | Tokai University |
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Principal Investigator |
春田 晴朗 Tokai University, 文学部, 准教授 (90266354)
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| Keywords | 訓読み / 中期イラン語 / パルティア語 |
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| Research Abstract |
平成19年度交付申請諸「研究実施計画」に書いたとおり、平成18年度に得られた成果の一部を国際学会で発表した。具体的には平成19年9且にウィーンで開催された第6回ヨーロッパ・イラン学会において、中期イラン語とくにパルティア語訓読表記について,"Heterographic Writing Systems in Parthian and in Other Languages"という題目のもと、日本語を含む他の言語の訓読表記と比較検討する諭文発表を行なった。
また、これも平成19年度交付申請書.[研究実施計画」のとおり、平成18年度に引き続いて、関連デ-タ収集も行なった。具体的には、訓読み表記を用いる各言語文字について、研究文献の収集、必要に応じての史料の収集を行なった。ただし、平成20年度が本研究のとりまとめの年度であり、訓読み表記諸言語の基礎的なデータ収集は平成19年度にもおおよそ完成する予定であったが、この点に関してはまだ不十分な点もあり、いくらか収集しきれない言語資料も残った。
論文の出版が本年度においては行われなかったが、以上のように「研究実施計画」に基づいて研究は順調に進んでおり、論文出版は平成20年度に何本か行われることになる。
本研究の「研究の目的」である諸言語表記における「訓読み表記の総覧」に関しては、最終年度に、日本語の研究者および日本語以外の訓読表記を研究している研究者に向けて、まとまった成果を出す準備は整っており、最終年度の報告書において、それらは果たされることになるであろう。
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