小学校英語におけるオンライン処理の縦断的データに基づく認知発達的基礎研究

2007 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 18520421
• Research Institution: Fukushima University
• Principal Investigator: 佐久間 康之 Fukushima University, 人間発達文化学類, 准教授 (90282293)
• Keywords: 小学校英語 / 記憶 / オンライン処理

Research Abstract

研究の枠組みとしては、小学生が定期的に公立小学校で英語の授業を受けることにより、どのような変容をとげるのか、多角的な調査項目に基づきマクロ及びミクロの視点から数量及び質的データを入手するために以下の項目を研究調査として実施した。
1.「小学校英語の指導の現状」を探る方法として、公立の小学校で定期的に指導している学校(年間指導時数:低学年20時間中学年及び高学年35時間)の全学年の児童を対象にアンケート調査(英語の授業及び英語及び英語以外の外国語に付随する文化圏等に関する興味・関心及び自己評価、感想等)を実施した。
2.英語力を客観的に測定・評価する意味で、1のアンケートの対象者のうち、小学校1年生〜6年生に児童英語検定(BRONZE)実施した。各学年ともに個人差はあるものの、総じて見て学年が上にいくにしたがって、得点は高い傾向にあった。
3.言語処理に関与するとされる数種類の記憶テストを一部の児童に実施した。