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2006 Fiscal Year Annual Research Report

沖縄の地域特性を活かした知的財産マネジメント〜産学官連携モデルの比較研究〜

Research Project

Project/Area Number 18530282
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionUniversity of the Ryukyus

Principal Investigator

大角 玉樹  琉球大学, 法文学部, 助教授 (80305177)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 多賀 寿史  琉球大学, 法文学部, 講師 (80336362)
Keywords産学官連携 / 知的財産 / イノベーション / 地域革新 / コンテンツ / TLO / クラスター / 沖縄
Research Abstract

本年度は研究開始年度にあたることから、研究に先立って、関連する諸機関に協力依頼を行い、視察・調査訪問先を決定した。また、使用機材はデータベース作成及びプレゼンテーションに最適の機種を設置し、関連ソフトウエアを購入した。
まず、日本の産学官連携政策の最新動向を把握するために、第5回産学官連携推進会議に参加・視察し、わが国の政策動向ならびに全国技術移転機関(TLO)の状況を拝聴した。次いで、e-learning World 2006に参加し、知的財産教育分野へのe-learningの応用可能性と関連機器・ソフトウエアについて視察・意見交換を行なったほか、コンテンツによる地域革新の先端事例としてヨコハマEIZONEの視察を行なった。さらに、地方都市で業績をあげているTLOとして新潟TLOと北海道TLOの視察を行い、首都圏・都市圏ではなく、地方のシーズを活かす知的財産マネジメントの発展的モデルを探り、成功要因と将来への課題について意見交換を行なった。とりわけ新潟大学においては、社会連携センターも設置され、企業から教授を採用するなど、全国的にもユニークな取り組みを行なっており、今後の沖縄の参照モデルになりうることを確認した。
沖縄の将来的な知的財産マネジメントの方向性は、特許を中心としたイノベーションと伝統文化・芸能やエンターテインメントを中心としたコンテンツ分野のイノベーションの二つに大別できることから、アメリカの先進事例を調査するために、ネバダ大学ラスベガス校及び関連施設、ITを中心としたUCバークレー校のCITRIS、及びスタンフォード大学のUS-アジア技術経営センターを訪問し、それぞれの施設を視察し、取組についての意見交換を行なった。
調査・視察で収集した資料はデジタル化し、データベースとして活用できるよう作業を進めた。

  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] ローカル・イノベーションの比較研究に向けた予備的調査2007

    • Author(s)
      大角 玉樹
    • Journal Title

      経済研究 73号

      Pages: 31-46

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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