2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18530731
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
小笠原 喜康 Nihon University, 文理学部, 教授 (20194417)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中里 勝芳 日本大学, 文理学部, 教授 (50172292)
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Keywords | 科学教育 / 科学博物館 / 博学連携 / アウトリーチ / ローンキット |
Research Abstract |
研究最終年度は、具体的なキットの作成をすると共に、科学館と保育園そして小学校の現場で実践をおこない。その成果をまとめ、学会発表をおこなった。 実践の場所 1.杉並科学館2.青砥子ども園3.湘南学園小学校 本年度の研究によって、年齢による活動の違いや教材の耐久度そしてその使い勝手などを検討した。その結果、色セロファンのくっつき具合が、思ったより耐久性がある一方、ランプ類の耐久度に問題があった。また幼児よりも、小学生の方に耐久的に問題があった。 また子どもたちの共同による課題解決のためには、教師によるあらかじめの課題の提示が重要であることが理解された。そのため、マニュアルには、そのあたりの改変が必要であることになる。このもんだいは、多くの博物館のキットに共通する問題であると考えられる。 従って今後の開発においては、(1)インタープリターに対してワークショップの設計ができる形で説明をする。(2)キットの内容には年齢に即した段階的な取り組みができるように工夫する。こうした問題を検討する必要があることが明らかになった。
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Research Products
(2 results)