2008 Fiscal Year Final Research Report
The study for genetic basis of morphological variation and speciation mechanisms in the Asian Hirata stag beetles, Dorcus titanus.
Project/Area Number |
18570095
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Biodiversity/Systematics
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Research Institution | National Institute for Environmental Studies |
Principal Investigator |
GOKA Koichi National Institute for Environmental Studies, 環境リスク研究センター, 主席研究員 (90300847)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
TATSUTA Haruki 独立行政法人国立環境研究所, 環境リスク研究センター, 主任研究員 (50370268)
KONDO Natsuko 独立行政法人国立環境研究所, 生物圏環境研究領域, NIES特別研究員 (10414369)
国武 陽子 独立行政法人国立環境研究所, 環境リスク研究センター, NIESポスドクフェロー (90414367)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Research Abstract |
日本産およびアジア諸国産のヒラタクワガタ地域系統の系統関係がミトコンドリアDNA分析によって明らかにされ、アジアの大陸分化プロセスにあわせてヒラタクワガタ地域系統の種分化が進行したことが示された。交雑実験により、ヒラタクワガタ系統間の交雑は遺伝的距離が大きいほど交雑和合性が高い傾向が示された。楕円フーリエ解析による大顎形態分析の結果、雑種個体雄成虫は親系統雄の形態とは異なる大顎形態を示すが、雌親系統の形態的特徴が強く示される傾向があることが示され、ヒラタクワガタの大顎形態には母性効果があることが判明した。生殖操作に関与するWolbachiaの感染は、調査した個体すべてから検出はされなかった。
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Research Products
(14 results)