2007 Fiscal Year Annual Research Report
参照領域及び動脈採血省略を伴うPETによる汎用神経受容体濃度画像作成手法の構築
Project/Area Number |
18591373
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Research Institution | National Institute of Radiological Sciences |
Principal Investigator |
木村 裕一 National Institute of Radiological Sciences, 分子イメージング研究センター, チームリーダ (60205002)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石渡 喜一 (財)東京都高齢者研究, 福祉振興財団・東京都老天総合研究所, 研究副部長 (50143037)
織田 圭一 (財)東京都高齢者研究, 福祉振興財団・東京都老天総合研究所, 研究員 (70224235)
石井 賢二 (財)東京都高齢者研究, 福祉振興財団・東京都老天総合研究所, 研究副部長 (10231135)
渡部 浩司 国立循環器病センター, 放射線医学部, 室長 (40280820)
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Keywords | PET / 分子イメージング / 神経受容体 / 医用画像 / 核医学 |
Research Abstract |
本年度は、前年度までに開発したPET動態データからの血液成分を推定するための2つのアルゴリズム、変分ベイズ法に基づくアルゴリズム(EPEL)及びLogan plotによる交叉点探索法に基づくアルゴリズム(EPISA)ついて、臨床データを用いた性能検討を行いその結果を論文化した。EPELでは非負条件の導入によって血液体積に関する画像が得られるが、得られた結果はヒト脳の血管走行を良く反映していた。EPISAはPETデータ中の雑音に強く影響されるという欠点の克服が問題であったが、βアミロイド描出用プローブである11C-PIBに対する適用ではアルゴリズムは良く動作した。本年度は更にこの結果をサル動物データに対して適用を試みた結果、実用化への感触を得た。
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Research Products
(3 results)