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2006 Fiscal Year Annual Research Report

親子に対する生活習慣改善プログラムの展開と評価

Research Project

Project/Area Number 18592406
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionHirosaki University

Principal Investigator

古川 照美  弘前大学, 医学部, 助手 (60333720)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 西沢 義子  弘前大学, 医学部, 教授 (60113825)
中路 重之  弘前大学, 医学部, 教授 (10192220)
木田 和幸  弘前大学, 医学部, 教授 (60106846)
梅田 孝  弘前大学, 医学部, 助教授 (50311535)
高橋 一平  弘前大学, 医学部, 助手 (70400132)
Keywords生活習慣病予防 / 親子関係 / 若年生活習慣病予防健診 / 親子健康面談
Research Abstract

本研究の目的は、親子関係に着眼し、親子に対しての生活習慣改善を促す介入プログラムを展開し子どもへの波及効果を含めた、親世代への効果的な生活習慣病予防に関する示唆を実証的に明らかにすることである。研究対象は、A町立中学校4校の1、2年生467人(全数)及びその親である。
平成18年度は、研究対象の中学1、2年生に対して、若年生活習慣病予防健診(身長、体重、体脂肪率、血液検査(RBC、Hb、WBC、総コレステロール、HDLコレステロール、TG、血糖値、HbA1cなど)、内科診察)を実施し、そのうちの1校112組の親子に対して若年生活習慣病予防健診結果をもとに、親子健康面談(骨密度検査、体脂肪率検査を含む)を実施した。また、さらにそのうちの協力が得られた親子に対して親子関係診断を実施し、親子関係と生活習慣についての関連性を検討した。
結果、若年生活習慣病予防健診について、学校によって、また学年によって、性別によって健診結果に差がみられた。親子関係上、男子は両親の仲がよくないと感じている「両親間不一致」と余暇時間に正の相関が認められ、また、母親に受け入れられているという「被受容感」、母親の側で情緒的に安心できるといった「情緒的接近」と余暇時間に負の相関が認められた。女子では母親から拒絶されているという「被拒絶感」と子どもの方から敢えて避けようとする「積極的回避」と起床時刻、就寝時刻に正の相関が認められ、朝食の献立数に負の相関が認められた。男子では、父親への「被拒絶感」、「積極的回避」と余暇時間が正の相関、「被受容感」と負の相関が認められた。また「被拒絶感」、「積極的回避」と起床時刻、就寝時刻と負の相関が認められた。女子では、父親への「被受容感」と朝食の献立数と正の相関が認められた。親子の関係と子どものライフスタイルにおいて、男子は余暇時間との関連が認められ、女子では朝食摂取に関連が認められた。
今後はこれらをもとに、良好な親子関係及びライフスタイルが形成されるよう、介入プログラムの実施、評価が必要である。

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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