2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18651076
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Research Institution | Chuo University |
Principal Investigator |
松井 知己 中央大学, 理工学部, 教授 (30270888)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉瀬 章子 筑波大学, システム情報工学研究科, 助教授 (50234472)
宮代 隆平 東京農工大学, 大学院共生科学技術研究部, 助手 (50376860)
宮本 裕一郎 上智大学, 理工学部, 助手 (20323850)
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Keywords | アルゴリズム / 数理工学 / オペレーションズ・リサーチ |
Research Abstract |
平成18年度は、下記の成果を得た 1.理論的な研究成果 (1)一様な巡回トーナメント問題に関する近似解法 本拠地間の距離が一様な巡回トーナメント問題に対し、移動距離(回数)最小化問題に対する強力な下界を提案し、これに非常に近い値の目的関数値を持っトーナメントスケジュールの作成法を提案した。この結果は、日程表自動作成に関する国際会議PATAT(査読付き)において発表を行った。 (2)carry-over effect(持ち越し効果)の最小化の発見的解法の提案 carry-over effect(持ち越し効果)の小さなスケジュールを構築する、高速な発見的解法の構築を行った。これにより、従来得られていた最も良い解と同程度のものを高速に得ることが可能となった。この結果は、日程表自動作成に関する国際会議PATAT(査読付き)において発表を行った。 2.国際会議におけるセッションの企画 国際会議INFORMS International Hong Kong 2006 meeting (Sheraton Hong Kong Hotel and Towers,6/25-28,2006)において、スポーツスケジューリングのセッションを企画した。発表者3名によるセッションを行い、他国の研究者との情報交換を行った。 3.啓蒙活動 (1)他大学での講義(松井知己) 早稲田大学スポーツ科学学術院スポーツ科学部の講義「スポーツコーチ学」において、ゲストスピーカーとして、スポーツ科学を専門とする学生にスポーツスケジューリングの紹介講義を行った。 (2)マスメディア(松井知己) ラジオ番組「栗山英樹のエキサイト・サンデー」(TBSラジオ・全国8局ネット)において、アメリカメジャーリーグのスケジューリングの話題を中心に、スポーツスケジューリングの紹介を行った。
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Research Products
(5 results)