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2006 Fiscal Year Annual Research Report

がん末期患者の苦痛症状緩和における代替・相補療法(温灸・吸角)に関する研究

Research Project

Project/Area Number 18659657
Research InstitutionMie University

Principal Investigator

大西 和子  三重大学, 医学部, 教授 (30185334)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大石 ふみ子  三重大学, 医学部, 助教授 (10276876)
辻川 真弓  三重大学, 医学部, 助教授 (40249355)
吉田 和枝  三重大学, 医学部, 講師 (40364301)
後藤 姉奈  三重大学, 医学部, 助手 (80420389)
山田 章子  三重大学, 医学部, 助手 (90437103)
Keywords代替・相補療法 / 苦痛緩和 / がん末期患者 / 温灸療法
Research Abstract

本研究は、がん末期患者の苦痛緩和困難な苦痛症状(特に倦怠感、吐き気など)に対し東洋医学的アプローチとして温灸・吸角療法の看護介入を行い、苦痛症状軽減を図ることを目的としている。平成18年度はがん末期患者50名を対象に行うことを目標にした。
以下に平成18年度の結果報告を述べる。
1.今年度の研究は、3年間の研究予定の最初の年であり、看護介入実験に必要な機器、物品などを購入し、その操作方法を研究者や研究協力者で学習した。
2.三重大学医学部と聖十字病院の倫理審査員会に研究計画書を申請し承認を得た。しかし、今回の研究において、がん末期患者の吸角療法は熟練者が必要であるという見地から今年度は温灸のみの看護介入実験をすることに変更した。
3.7月から12月まで、東洋医学療法と温灸療法について専門家を交えて学習しながら、質問紙の作成、看護介入実験手順の作成、データ収集記録用紙の作成、経穴の場所探しの練習、等を行った。
4.そして、看護介入実験を行う病院と研究に関する調整を図る中で、実際に看護介入実験開始に至ったのは、平成19年の3月からであった。現在、2名の患者に看護介入実験を行ったが、その評価をしながら今後は円滑に継続していけるものと考える。この2名に関しては、問題なく終了している。しかし、異なる研究者が患者の傍に出入りすることのデメリットが指摘された。つまり、1人の研究者が1人の患者に継続して行うことが必要であることが示された。また、質問紙の一部に判りづらい箇所があり、判りやすくすることが指摘された。
平成18年度は目標であった50名の患者に行うことができなかったが、これからは継続して看護介入実験ができるものと考えるため、平成19年度予定50名と合わせて100名の患者を対象に行って行く予定である。

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Published: 2008-05-07   Modified: 2016-04-21  

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