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2007 Fiscal Year Annual Research Report

バリスティックトレーニングは健康の維持増進のためのトレーニングになり得るか

Research Project

Project/Area Number 18700522
Research InstitutionIshikawa National College of Technology

Principal Investigator

北田 耕司  Ishikawa National College of Technology, 一般教育科, 准教授 (70280378)

Keywordsバリスティック / トレーニング / スクワット / 呼吸循環器 / 血糖 / 血中乳酸
Research Abstract

高負荷・低速トレーニング(HS)と低負荷・高速トレーニング(LF)が呼吸循環器系応答および血中成分にいかなる影響を及ぼすか明らかにすることを目的とした。被験者は健康な男性8名であった。課題はスミスマシーンによるスクワットとした。HSは60%1RM×15回,5セットでセット間のインターバルは2分とした。動作速度は2秒で下げ,2秒で上げさせた。LFは15%1RM×30回,10セットでセット間のインターバルは50秒とした。動作は1秒1回ペースのバリスティック動作で行わせた。心拍数:トレーニング直後の心拍数はHSで190.4±11.1拍/分,LFで170.0±13.6拍/分でHSの方が高かった。血中乳酸:トレーニング直後HSで13.3±2.2mmol/l,LFで9.0±3.3mmol/lを示し、HSはLFよりも有意に高い値を示した。血糖:HSの血糖はトレーニング後5分で一過性に低下し(p<0.05),その後、高値を示す傾向がみられた。LFでは血糖に大きな変動はみられなかった。血圧:HSの血圧はトレーニング後5分で最高血圧,最低血圧ともに一過性に低下する傾向がみられ(p<0.01)。LFでは最高血圧に変動はみられなかったが,最低血圧で有意に低下する傾向がみられた。呼気ガス:トレーニング時,酸素摂取量はLFが高値を示し,二酸化炭素排出量はHSが高値を示す傾向がみられた。回復時,二酸化炭素排出量と換気量はHSで有意に高値を示した。以上のことから,同一仕事量であってもHSの方が生理的負担は大きくなるものと考えられた。比較的高負荷でゆっくりとした動作の場合,血圧や血糖値に大きな変動がみられることから,自律神経系およびホルモンの分泌機構に作用する可能性が考えられた。トレーニングの目的に応じて慎重にトレーニングの条件を選択する必要があると考えられた。

  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] レジスタンストレーニングにおける条件の違いが呼吸循環系応答と血中成分に及ぼす影響2007

    • Author(s)
      北田耕司, 岩竹 淳 ほか
    • Organizer
      第62回日本体力医学会大会
    • Place of Presentation
      ノースアジア大学(秋田県)
    • Year and Date
      2007-09-15

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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