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2008 Fiscal Year Annual Research Report

バリスティックトレーニングは健康の維持増進のためのトレーニングになり得るか

Research Project

Project/Area Number 18700522
Research InstitutionIshikawa National College of Technology

Principal Investigator

北田 耕司  Ishikawa National College of Technology, 一般教育科, 准教授 (70280378)

Keywordsバリスティック / トレーニング / 健康 / 負荷
Research Abstract

本研究はバリスティックトレーニングにおける安全限界内の負荷重量の違いが, 身体機能にいかなる影響を与えるか観察し, その有効性について検討することを目的とした。
被験者は健康な男子学生14名であった。30%1RMの負荷でトレーニングを行うL群(7名)と50%1RMの負荷でトレーニングを行うM群(7名)の2群とした。トレーニング種目はベンチプレス, プルダウン, スクワット, レッグプレス, ショルダープレスの5種目であった。各種目の反復回数は15回とし, ジャイアントセットシステムで5セット, セット間の休憩は2分とした。トレーニング頻度は3回/週, 期間は8週間とした。形態, 最大酸素摂取量, 最大無酸素パワー, 柔軟性, 1RMについてトレーニング前, トレーニング開始4,8週間後に測定した。
最大酸素摂取量はL群, M群ともに有意な向上はみられず, 両群間にも差はみられなかった。最大無酸素性パワーはL群, M群ともにトレーニング前に比べ, 4週間, 8週間で有意な増大がみられた。両群間では, M群で高値を示す傾向がみられたが有意な差はみられなかった。柔軟性はトレーニング前に比べ4週間, 8週間で肩関節の外旋, 内旋(肩関節90°外転位),水平伸展, 股関節屈曲等で有意な増大がみられたが, いずれも両群間に有意な差はみられなかった。IRM測定は, 8週間で各種目10〜25%の増大がみられた。ベンチプレスおよびスクワットにおいては, M群の方がL群よりも有意に高い値を示した。これらの結果から, 8週間のバリスティックトレーニングでは50%1RM以下の軽量負荷においても, 最大無酸素パワー, 1RM値, 柔軟性を向上させるものと考えられた。しかし, 有酸素能力の改善はみられなかった。また, 50%1RMの負荷は, 30%1RMの負荷に比して1RM値を増大させたが, その他の項目についてはトレーニング効果に大きな違いはみられなかった。

  • Research Products

    (1 results)

All 2008

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] スクワットのバリスティック動作における体重負荷の影響2008

    • Author(s)
      北田耕司,岩竹淳,田巻弘之,與谷謙吾,桐本光
    • Organizer
      第63回日本体力医学会大会
    • Place of Presentation
      大分
    • Year and Date
      20080918-20

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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