2006 Fiscal Year Annual Research Report
CNS-FACE家族アセスメントツールの妥当性の検証
Project/Area Number |
18791671
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
立野 淳子 山口大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (90403667)
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Keywords | CNS-FACE家族アセスメントツール / 家族看護 / クリティカルケア / 内容的妥当性 |
Research Abstract |
平成18年度は、4月〜9月の期間に文献検討を踏まえた研究計画書の見直しを行った。計画書は、当初の予定から変更することなく実施可能であると判断したため、本学内にある倫理審査委員会に計画書を提出し、10月よりデータ収集を開始した。データ収集では、量的アプローチであるCNS-FACE家族アセスメントツールの測定は、1回/日の割合で行動評定を行なった。対象家族のうち、3回/週以上面会に来られなかった場合は、データ収集を中止した。質的アプローチである半構造化面接は、患者が高度救命救急センターを退出する前後の時期に、1回/人実施した。面接時間は、30分から45分の間で実施し、場所は、プライバシーが保たれる面談室を利用して行なった。量的および質的アプローチともに実施できた対象者は、3月までに8名となっている。 また、データ収集と同時に、データの分析の準備も開始した。データの分析では、(1)CNS-FACE家族アセスメントツールは、質問項目ごとに得点を集計し、病日ごとに整理した。(2)質的データであるインタビュー内容は、逐語録に起こし、質的データとした。現在は、データ収集の継続に合わせて、データの分析方法について見直しを行っている。
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