2021 Fiscal Year Annual Research Report
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18H00712
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
春田 直紀 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 教授 (80295112)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 雄基 立教大学, 文学部, 教授 (00726573)
薗部 寿樹 山形県立米沢女子短期大学, その他部局等, 教授 (10202144)
小川 弘和 熊本学園大学, 経済学部, 教授 (10320417)
榎原 雅治 東京大学, 史料編纂所, 教授 (40160379)
呉座 勇一 国際日本文化研究センター, 研究部, 機関研究員 (50642005)
湯浅 治久 専修大学, 文学部, 教授 (70712701)
高橋 一樹 明治大学, 文学部, 専任教授 (80300680)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 地下文書論 / 丹波国山国荘 / 四国の地下文書 / 史料目録 / 中世集落 / 大祝家文書 / 矢島家文書 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和3年度は以下の研究活動で成果をあげた。 (1)7月24日にオンラインで研究会「『古文書の伝来と歴史の創造』合評会」を主催した。春田直紀・佐藤雄基の両氏が書評報告し、丹波国山国荘の地下文書に関する研究成果を検討した。(2)9月25日にオンラインで研究会「『祖谷山舊記・忌部神・予章記考』合評会」を主催した。町田哲・呉座勇一・佐々木紀一の各氏が書評報告し、四国の地下文書に関する丸山幸彦氏の研究内容を検討した。(3)1月29日にオンラインで第12回中世地下文書研究会(四国における中世地下文書の世界)を主催した。楠瀬慶太・荒田雄市・村上絢一・長谷川賢二・菊地大樹・守田逸人の各氏が研究報告し、土佐・阿波・讃岐の地下文書について検討を深めた。(4)研究協力者(朝比奈新・熱田順・岩永紘和・殷捷・金澤木綿・兒玉良平・白石博則・山岡史の各氏)の協力を得て、駿河・遠江・和泉・紀伊・土佐の中世地下文書史料目録を作成した。(5)研究協力者(熊本大学教育学部日本史研究室所属)の協力を得て、肥後国阿蘇郡の中世集落故地の現地調査を実施した。(6)3月5日・6日に諏訪市博物館で、大祝家文書と矢島家文書の補充調査を行った(参加者は、湯浅治久・岩永紘和・金澤木綿・山岡史・ 梅﨑渉の各氏)、(7)研究代表者の春田直紀と研究分担者の小川弘和・高橋一樹両氏が史料論や地下文書成立の背景となる地域構造に関わる論考を国際的な論集『歴史的世界へのアプローチ』(刀水書房、2021年)に寄稿した。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(49 results)