2021 Fiscal Year Annual Research Report
The Transformation of Representative Democracies in the US, Europe and Asia and the Comparative Analysis of Primary Elections
Project/Area Number |
18H00818
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
伊藤 武 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (70302784)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅羽 祐樹 同志社大学, グローバル地域文化学部, 教授 (70403912)
川村 晃一 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 地域研究センター東南アジアI研究グループ, 研究グループ長 (90450501)
菊池 啓一 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 地域研究センターラテンアメリカ研究グループ, 研究員 (80735374)
久保 慶一 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (30366976)
中井 遼 北九州市立大学, 法学部, 准教授 (10546328)
成廣 孝 岡山大学, 社会文化科学学域, 教授 (90335571)
西川 賢 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (10567390)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
Keywords | プライマリー / 政党組織 / 選挙制度 / 候補者選定 / 分極化 |
Outline of Annual Research Achievements |
本科研共同研究の最終年度は本来2021年度であるが、新型コロナの感染拡大による渡航制限のために、海外調査や海外報告の機会、および対面での集中的な研究の検討機会が制限されたことに伴い、一部2022年度まで研究期間を延長して研究を行ってきた。また同期間、体調不良などの不測の事態に見舞われたものの、適宜連絡を取りながら研究を推進してきた。 上記のような事情を踏まえて、2021年度から2022年度にかけては、共同研究の最終成果に向けた論文集の作成作業を継続すると同時に、各自が国際・国内学術誌への投稿論文や、国際学会・国内学会での発表などを重ねていくことに重点を置いて研究活動を行った。 研究代表者の伊藤は、予備選挙も含む党内民主主義が主流派政党の党組織と政党支持に及ぼす影響を分析した論文を日本政治学会の学会誌に公刊した他、より分析の視野を拡大した比較研究の英語論文を執筆し、オンラインで報告可能な国際学会で報告した他、渡航制限で実現しなかったが、欧米の主要政治学会で報告プロポーザルを提出し、採択されている。西川や菊池、久保は海外開催の学会で関連研究の成果を報告した他、浅羽・成広・川村も国内の研究集会などでの報告や紀要や論文集などを通じて成果公開をおこなってきた。さらに、久保や菊池は、ヨーロッパやラテンアメリアの担当地域に関するサーベイやサーベイ実験を実施しており、一部はデータが公開され、論文としても公刊されている。 最終成果の論文集に向けては、出版社から刊行の内諾を得ている。現在のところ、体調不良などの事情を除いたメンバーのドラフトがほぼ集まっており、今後は研究期間終了後も、快復を待ちながら漸時共同研究成果の刊行作業を進めていくことになっている。
|
Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Remarks |
東欧のプライマリーについては、分担者の久保慶一氏のウェブサイトで公開されている。
|
Research Products
(40 results)