2018 Fiscal Year Annual Research Report
Comprehensive studies on the Characteristics of modern Japan of the local educational administration and the "teacher training community."
| Project/Area Number |
18H00980
|
|---|
| Research Institution | Toyo University |
|---|
Principal Investigator |
須田 将司 東洋大学, 文学部, 教授 (00549678)
|
|---|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梶山 雅史 岐阜女子大学, 公私立大学の部局等, 教授 (60066347)
新谷 恭明 西南女学院大学, 保健福祉学部, 教授 (10154402)
前田 一男 立教大学, 文学部, 教授 (30192743)
大迫 章史 仙台白百合女子大学, 人間学部, 准教授 (60382686)
陳 虹ブン 平安女学院大学, 国際観光学部, 准教授 (60534849)
佐藤 高樹 帝京大学, 教育学部, 准教授 (20549711)
白石 崇人 広島文教女子大学, 人間科学部, 准教授 (00512568)
山田 恵吾 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (30312804)
坂本 紀子 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (40374748)
越川 求 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 准教授 (60743763)
笠間 賢二 宮城教育大学, その他部局等, 名誉教授 (50161013)
近藤 健一郎 北海道大学, 教育学研究院, 准教授 (80291582)
谷 雅泰 福島大学, 人間発達文化学類, 教授 (80261717)
板橋 孝幸 奈良教育大学, 学校教育講座, 准教授 (00447210)
佐藤 幹男 石巻専修大学, 人間学部, 教授 (30142904)
清水 禎文 宮城学院女子大学, 教育学部, 教授 (20235675)
|
|---|
| Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
| Keywords | 教育会 / 教育史 / 地方教育行政 / 校長会 / 教員育成コミュニティ / 教育情報回路 / 教育研究所 |
|---|
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究活動は「教育情報回路研究会」が2004年7月から継続させてきた共同研究の延長上に位置する。同研究会は、2017年度までに年3～4 回の研究会と、教育史学会におけるコロキウムを13回継続して開き、合計55回の活動を重ねてきた。その成果は、メンバーによる個別論文発表のほか、著書『近代日本教育会史研究』(2007 年、12本の論文所収)、『続・近代日本教育会史研究』(2010 年、15本の論文所収)、『近現代日本教育会史研究』（2018年、13本の論文所収）として上梓されてきた。この延長上に、本次科研費の採択を受け、2018年度は東洋大学を会場として3回の研究会が開かれた。
第1回（2018年6月16日～17日）では、①研究目的と計画に関する協議、②本研究チームが2015～2017年度に科研費補助を受けて取り組んでいた研究「日本型教育行政システムの構造と史的展開に関する総合的研究」の『研究成果報告書』の内容報告と協議、③メンバーによる千葉県・長野県に関する報告の3つが行われた。いずれも本次科研費による研究活動の目的と方向性を確認するうえで必要なものとなった。
第2回（2018年11月10日～11日）は当初、教育史学会コロキウム「論文集『近・現代日本教育会史研究』の検討―教育情報回路としての教育会の総合的研究 第 14 回―」として2018年9月30日に一橋大学で開催予定であった。しかしながら台風による中止のため、振替で11月に開催したものである。第3回（2019年2月23日～24日）にも引き続き第1～4章の検討が行われ、このほか、メンバーによる昭和戦後沖縄、明治～大正期の岡山、昭和戦前期の帝国教育会に関する研究報告が行われた。
このほか、研究基盤の整備として、RAが戦後初期の教育雑誌の発行・所蔵状況のデータベース作成に取り組んだ。
|
| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2018年度は「基礎資料収集期」として、①地方教育会・校長会の実質的担い手であった指導的立場の教員に焦点を当てた資料収集と、②アジア・太平洋戦時下と敗戦直後の動向の解明とを計画していた（②は3年間継続して取り組むもの）。
メンバー各位が3回の研究会活動を通じてこれまでの研究成果を共有し、自らの担当地域・事例における基礎的な情報収集に努め、また新たな研究対象を設定することを進めることができている。
|
| Strategy for Future Research Activity |
2019年度は「各事例分析期」として、当初の予定にのっとり、①郡市教育会・校長会・教育研究会等の組織と活動実態の研究、②アジア・太平洋戦時下と敗戦直後の動向の解明、の2つを進めていく。2018年度と同様に年間3回の研究会を設け、ローテーションで報告者が話題提供をし、各自の進捗状況や課題、研究手法などを共有しつつ研究を進めていく。
|
-
-
-
-
-
-
-
-
[Book] 日本教育史2019
Author(s)
吉田 武男、平田 諭治
Total Pages
212
Publisher
ミネルヴァ書房
ISBN
9784623084517
-
-
