2022 Fiscal Year Annual Research Report
系外惑星の軌道・表層進化とそのリモートセンシングへの応用
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18H01247
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| Research Institution | The University of Tokyo |
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Principal Investigator |
須藤 靖 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90183053)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石渡 正樹 北海道大学, 理学研究院, 教授 (90271692)
河原 創 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (90649758)
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| Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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| Keywords | 系外惑星 / リモートセンシング / 大気大循環モデル / 天体力学 / バイオシグニチャー |
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| Outline of Annual Research Achievements |
ケプラー探査機の測光観測データから数万個の星の自転周期が推定されている。これとは独立に、星の脈動を用いる星震学から数百個の主系列星に対する自転周期が推定されている。星の表面活動と黒点の運動、さらには表面と内部の微分回転の効果を考えれば、前者の測光的周期と後者の星震学的周期とは必ずしも一致する必要はない。そこで、今回は星震学的周期が推定されている92個の主系列星に対して、Lomb-Scargle periodogram、自己相関関数、waveletを用いてそれらの測光的周期を再解析し、星震学的周期と系統的に比較することで、お互いの推定値の信頼性を評価するとともに、微分回転に対する制限を議論した。
特に惑星をもつ系の自転周期に関して、測光的推定値と星震学的推定値が整数倍異なる例を複数発見し、それが黒点の分布に起因する可能性を指摘した。これは、系外惑星の自転周期推定における両者の相補的な重要性を示すものである。一方で、今までそのような黒点の分布から出発した光度曲線の解析的モデル化はなされていなかった。今回、黒点のサイズが星に比べて十分小さいという近似のもとで、星の微分回転の効果をもとりこんだ光度曲線の解析的表式を導出し、精密な光度曲線データを用いれば微分回転パラメータを決定できることを示した。
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| Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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