2018 Fiscal Year Annual Research Report
The Innovation of Advance Care Planning with Patients and Families: Supporting Happiness at the End of Life
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18H02736
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Research Institution | Seirei Christopher University |
Principal Investigator |
森 雅紀 聖隷クリストファー大学, 看護学研究科, 臨床講師 (10771868)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木澤 義之 神戸大学, 医学部附属病院, 特命教授 (80289181)
宮下 光令 東北大学, 医学系研究科, 教授 (90301142)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | アドバンス・ケア・プラニング / デルファイ研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
欧州緩和ケア協会(EAPC)でアドバンス・ケア・プラニング(ACP)の国際デルファイ研究を率いたオランダの2名の研修者の助言を得ながら、日本・韓国・台湾を中心としたアジア諸国の研究者とデルファイ研究のタスクフォースを立ち上げた。2018年6月に神戸で初回の国際会議を開催し、EAPCによるACPの定義と推奨項目をたたき台にし、アジア文化に適したACPの在り方について議論を開始した。また、よりアジア地域での一般化可能性を確保する上で、Asia Pacific Hospice Palliative Care Network (APHN)と協働することとした。アジアにおけるACPに関する先行研究の内容を把握するために、各国のデータベースを用いた系統的レビューを開始した。また、毎月1-2回のテレビ会議を開催し、日本を含むアジア文化に適したACPの定義と推奨項目について議論を進めている。 さらに、国立がん研究センター中央病院をはじめ、研究参加予定施設の医療者・患者・家族から現場での意見を伺い、日本の医療現場におけるACP介入の開発について検討を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
上記概要の通り、おおむね予定通りに進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
日本・アジア文化に即したACPの介入を開発し、医療現場の患者・家族・医療者の意見を伺いながら実施可能性を探索し、前向き研究を行っていく。
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