2019 Fiscal Year Annual Research Report
Epidemiological study to evaluate an impact of new tobacco products in Japan
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18H03062
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Research Institution | Osaka International Cancer Institute |
Principal Investigator |
田淵 貴大 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所), その他部局等, がん対策センター疫学統計部副部長 (20611809)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清原 康介 大妻女子大学, 家政学部, 講師 (80581834)
村山 洋史 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 特任講師 (00565137)
柿崎 真沙子 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (20580872)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 新型タバコ / インターネット調査 / 既存統計資料 / 縦断調査 / 加熱式タバコ / 電子タバコ / 健康指標 / 政府統計資料 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年2月~3月にかけて、日本の15-75歳の一般住民男女を対象として新型タバコに関するインターネット調査を実施した。日本の一般住民における新型タバコの使用率を推計するために、日本の一般住民を代表するデータである国民生活基礎調査の個票データを「インターネット調査であることによる偏り」の補整に用いる分析を実施した(星野2009; Tabuchi Addiction 2016)。 2018年度には、これまでの一連の新型タバコ問題に関するインターネット調査研究についてJASTIS研究と名付け、Study profile論文を出版した(Tabuchi et al. J Epidemiol 2018)。さらには、新型タバコ問題に関するこれまでの知見を集約し、書籍「新型タバコの本当のリスク アイコス、グロー、プルーム・テックの科学」としてまとめ、出版した。 新型タバコ問題について学会発表や講演を実施した。2019年の日本公衆衛生学会(高知)、宮城県公衆衛生学会(仙台)、日本小児アレルギー学会(千葉)、日本禁煙学会(山形)、日本肺癌学会(大阪)、日本行動医学会(東京)、2020年の日本禁煙推進医師歯科医師連盟学術総会(東京)にて新型タバコ問題に関して講演した。 また、国民生活基礎調査や中高年者縦断調査など政府統計データ(既存統計資料)のデータ利用申請を行い、データを取得している。それらのデータを分析し、日本における新型タバコ以外のタバコ製品使用や飲酒・肥満など様々な健康指標を算出する計画を立て、分析を進めている。 こういった研究を推進することにより、新型タバコ問題の改善に資する情報を政策担当者および住民に提供することができる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2019年度も予定通りにインターネット調査を実施できた。また、新型タバコ問題に関して研究成果をまとめた書籍や論文を出版することができている。分担研究者等との共同研究体制の構築も順調に進められており、論文も掲載されている。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続きインターネット調査を実施することにより最新のデータを取得することができ、また、それぞれの既存統計資料の収集も継続し、分析を進める。共同研究者との連携体制を強化して、研究集会を実施するなどして、論文化を加速する。研究成果を新聞やWEB等のメディアを通じて情報発信し、新型タバコ問題の啓発に寄与する。
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Research Products
(19 results)