2022 Fiscal Year Annual Research Report
心理教育を応用した精神障害者向け地域生活セルフケア支援モジュールの開発と検証
Project/Area Number |
18H03117
|
Research Institution | Osaka Metropolitan University |
Principal Investigator |
松田 光信 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 教授 (90300227)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河野 あゆみ 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (20401961)
佐藤 史教 岩手県立大学, 看護学部, 講師 (20554976)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 心理教育 / 精神科訪問看護 / セルフケア / 精神科リハビリテーション / 地域生活支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、心理教育を応用した精神障害者の地域生活セルフケア支援モジュール(以下、支援モジュール)を開発して訪問看護実践に適用し、①訪問看護実践の実際と地域生活支援の過不足の明確化、②心理教育を応用した支援モジュールの開発、③訪問看護実践における支援モジュールの有用性・実用性の検証と改良を行なうことである。 最終年度にあたる2022年度は、開発した支援モジュールの活用に向けた基本的な研修を開催し、支援モジュールの有用性を明確にすることを目的に取り組んだ。基本的な研修は、精神障害者のセルフケアを8つに分類して作成した支援モジュールと、支援モジュールの活用方法を簡潔に解説した支援モジュールの活用手引きを教材として、集合教育と個別教育で行う教育プログラムとした。 対象者は、精神障害者に対応可能な訪問看護ステーション(以下、ステーション)に所属する看護師および准看護師とし、岩手・東京・岐阜・大阪のステーションより機縁法で選定した。また、サンプルサイズは、効果量0.25、有意水準0.05、検出力0.8 として算出し、脱落率を考慮して目標対象者数を29名程度と設定した。調査内容は個人及び施設の特性からなる基本情報、自己効力感、仕事意欲、支援モジュールの有用性であり、研修前、集合教育終了後、個別教育終了後、基本研修終了1か月後の4 時点で調査した。結果、28名の対象者から協力を得た。なお、これらのデータについては現在分析中である。
【一般社団法人日本看護研究学会「奨励賞」受賞】 (受賞論文)地域で暮らす精神障害者の視座による訪問看護の支援内容とその価値
|
Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(2 results)