2021 Fiscal Year Annual Research Report
南アジアのコネクティビティとインド-越境インフラを巡る政治と経済
Project/Area Number |
18H03448
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
福味 敦 兵庫県立大学, 政策科学研究所, 教授 (20379465)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 篤史 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (00286923)
溜 和敏 中京大学, 総合政策学部, 准教授 (10722465)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 南アジア / コネクティビティ / エネルギー / グローバルサウス / 政治経済学 / グローバルバリューチェーン |
Outline of Annual Research Achievements |
本プロジェクトの目的は、インドの経済発展の鍵を握るエネルギー分野に焦点をあてながら、同分野におけるコネクティビティの強化が、インドと周辺国の経済や社会、エネルギー安全保障、外交関係に及ぼす影響を明らかにすることにあった。プロジェクト期間中には感染症の世界的流行や、ロシアによるウクライナ侵攻など、コネクティビティを遮断する大きな出来事が発生したことで計画の修正を余儀なくされたが、一方で南アジアの地政学的な重要性を急速に高め、同地域がより大きな関心を世界から集めることとなった。こうした情勢を受けて本研究では、南アジアのエネルギー貿易、国際関係、グローバルバリューチェーンにとくに注目することで、より時機を得た成果をあげることができたといえる。学会報告や査読付き論文の発表、専門書の出版などアカデミアにおける活動に加えて、シンポジウムや一般向け講演、メディアでの掲載なども積極的に実施し、研究成果の社会への発信と還元に精力的につとめた点もまた、本プロジェクトの重要な成果であると考える。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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