2022 Fiscal Year Annual Research Report
アーカイブズとしての書籍―書籍史料を次世代に伝えるために―
Project/Area Number |
18H03584
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Research Institution | Hitotsubashi University |
Principal Investigator |
若尾 政希 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (80210855)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横田 冬彦 京都大学, 文学研究科, 名誉教授 (70166883)
引野 亨輔 東北大学, 文学研究科, 准教授 (90389065)
佐藤 宏之 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 准教授 (50599339)
山本 英二 信州大学, 学術研究院人文科学系, 教授 (20262678)
小関 悠一郎 千葉大学, 教育学部, 准教授 (20636071)
鈴木 俊幸 中央大学, 文学部, 教授 (00216417)
高橋 章則 東北大学, 文学研究科, 教授 (10187990)
曽根原 理 東北大学, 学術資源研究公開センター, 助教 (30222079)
小林 准士 島根大学, 学術研究院人文社会科学系, 教授 (80294354)
小川 和也 中京大学, 文学部, 教授 (90509035)
芹口 真結子 岐阜大学, 地域科学部, 助教 (70801158)
古畑 侑亮 一橋大学, 大学院社会学研究科, 研究補助員 (10906902)
望月 良親 高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 講師 (30814040)
綱川 歩美 東京学芸大学, 教育学部, 研究員 (60882628)
杉 岳志 島根県立大学, 人間文化学部, 准教授 (40456306)
伴野 文亮 東北大学, 学術資源研究公開センター, 協力研究員 (60865624)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 書物 / 社会変容 / 出版 / アーカイブズ / 資料保存 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.第1班から第6班までの6つの研究項目につき、それぞれの班が研究に取り組んだ。 2.各地の史料ネット等と連携し、書籍史料の歴史的意味について考えることにしているが、2022年度は、宮崎市で開催された第9回全国史料ネット研究交流集会に参加し、研究分担者及び日本各地で資料保全に取り組んでいる方々と議論する機会を得ることができた。 3.個人宅を訪問しての蔵書整理については、コロナ禍で3年間、凍結しているが、蔵書目録の分析を通じて、書籍史料のアーカイブズ化の可能性と意義を考えることができた。 4.上述1と2の成果を持ち寄って「書物・出版と社会変容」研究会を月例で開催した。コロナ禍のために、一橋大学佐野書院での対面での研究会は開催できていないが、代わりにオンラインによる研究会を開催している。日本各地、世界各地に在住している研究者も参加してくださり、有意義な議論を積み重ねることができた。2023年3月には、京都先端科学大学での地方大会を、対面・オンライン併用によるハイブリッドで開催することができた。法蔵館に御協力いただき、近世から近代初頭の板木の見学会も行い、多くの方々に御参加いただけた。 5.雑誌『書物・出版と社会変容』第29号・第30号の原稿を、研究分担者及び研究協力者等から募集し、編集・印刷して、全国の図書館・史料所蔵機関等、さらに は海外の研究機関に送付した。また、一橋大学機関リポジトリで発信した。 6.2023年1月にドイツのケルン大学で開催された国際シンポジウムに招待され、本科研の概要と成果を報告をまとめて発表することができた。またオンライン研究会等を通じて、書籍史料に関心を持つ海外の研究者と交流することができた。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(17 results)