2018 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18H04098
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
竹田 正幸 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (50216909)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
定兼 邦彦 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (20323090)
坂本 比呂志 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (50315123)
瀧本 英二 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (50236395)
喜田 拓也 北海道大学, 情報科学研究科, 准教授 (70343316)
坂内 英夫 九州大学, システム情報科学研究院, 准教授 (20323644)
畑埜 晃平 九州大学, 基幹教育院, 准教授 (60404026)
稲永 俊介 九州大学, システム情報科学研究院, 准教授 (60448404)
井 智弘 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 准教授 (20773360)
中島 祐人 九州大学, システム情報科学研究院, 助教 (80804682)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 情報爆縮 / 圧縮データ処理 / 圧縮データ構造 / 簡潔データ構造 / IoTデータ処理 |
Outline of Annual Research Achievements |
IoT時代が到来し,製造・産業界,モビリティ・交通インフラ,医療・ヘルスケアなど,広範な分野において技術革新が生み出され新たな価値が創出されると期待されている.一方,IoTデータの急増に伴い,クラウドサーバへのデータ処理の集中,ネットワーク回線の逼迫,データ送信の遅延などの技術的問題が深刻化している.現在のIoTに対する取り組みは実証フェーズのものが多くIoTを用いた価値創出に重点が置かれているため,上記の問題の抜本的な解決は後回しとなっている.代表者らは,これまでに,入力データや計算に用いるデータ構造に潜む冗長性の 除去に基づいて計算そのものの効率化を図る「情報爆縮」の研究を行ってきた.本研究プロジェクトでは,この情報爆縮技術を核に据え,理論と実用的の両面 から,エッジ側とクラウド側の処理を効率化する技術を開発し低コストでデータを収集・集約・送信・蓄積・検索・解析できる新しいIoTデータテ処理基盤を構築を目指す. このために,以下の3つの研究項目をおいて研究を行う. (A) 圧縮データストリームに対するリアルタイム抽出・集計技術. (B) 圧縮データに対する高速質問処理技術. (C) 解釈可能な圧縮データ錬成技術. 初年度である平成30年度は,特に(B)に力点を置いて研究を行い多くの研究成果を得た.また,(C)については,パターン枚挙アルゴリズムの出力における「パターンの同値性の可視化の観点」から同値性判定アルゴリズムを実装し,実環境下での性能評価を行っている.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
初年度は基礎的研究に重点を置くため,それほど多くの成果が出るものと期待していなかったが,予想を上回る数の研究成果が生まれ,それらを国際雑誌論文/国際会議論文として発表することができた.このように,本研究プロジェクトは当初計画以上にうまく進展しているといえる.
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Strategy for Future Research Activity |
初年度は非常に順調であったが,2年目以降はさらに総力を挙げて情報爆縮に基づいたIoT基盤技術の開発に邁進する.特に,省領域かつ線形時間で動作するストリーム圧縮手法について,これまで以上に圧縮率を向上させることに力を注ぐ.
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Research Products
(44 results)