2019 Fiscal Year Annual Research Report
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18J14712
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Research Institution | Osaka University of Health and Sport Sciences |
Principal Investigator |
峯田 晋史郎 大阪体育大学, スポーツ科学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2020-03-31
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Keywords | 足関節内返し捻挫 / キネマティクス / アスレティックリハビリテーション |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度では骨盤の支持脚側への回旋増大および膝関節の外反増大が足関節内返し捻挫の受傷リスクを増大させることを明らかにした。しかしながらこの異常動作を引き起こす要因を明らかにしなければ実際の受傷予防へと繋げることはできない。そこで本年度はこの受傷ハイリスク動作である骨盤回旋増大及び膝関節の外反の増大がどのような身体的特徴からもたらされるかを検討することを目的とした。 本年度は男女アスリート100名を対象に三次元動作解析システムを使用し着地及び切り返し動作の測定を行った。加えて股関節の伸展・外転、膝関節伸展、足関節の底屈・背屈・内反・外反筋力及び足関節背屈可動域、q-angle及びLeg heel alignmentを実施した。その結果、足関節背屈可動域と弱い負の相関関係が認められたものの、他の要素とは関連が認められなかった。一方ハイリスク群では接地前から異常動作が認められ、またこの接地前の異常動作と接地後のハイリスク動作は中程度~高い相関関係(r = 0.58-0.91)が認められたことから、接地後のハイリスク動作の予防のためには接地前に生じている異常動作を修正する必要があることが示された。跳躍時のキネマティクスは群間差が認められないことから、ハイリスク群では接地前のFeedfoward機能に何らかの異常がある可能性が示された。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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