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2019 Fiscal Year Annual Research Report

A longitudinal development of complexity, accuracy, and fluency in L2 writing

Research Project

Project/Area Number 18J15317
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

西村 嘉人  名古屋大学, 国際開発研究科, 特別研究員(DC2)

Project Period (FY) 2018-04-25 – 2020-03-31
KeywordsL2ライティング / CAF / 学習者コーパス / ネットワーク分析 / 複雑動的システム理論 / CDST / 縦断的研究
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、言語産出能力の発達を捉える際のComplexity、Accuracy、Fluency(CAF)という枠組みに基づいた還元主義的な測定慣習を批判的に捉え、Complex Dynamic Systems Theory (CDST)に基づき、ネットワーク分析という手法で、L2ライティング能力の発達に伴う縦断的なシステムの変容を探索的に検証することを目的とし、以下3つの研究課題を設定した(研究課題1:L2 ライティングにおけるシステムのネットワーク構造は、学習者のライティング能力が発達するにつれて変化するか、研究課題2: L2 ライティングにおけるシステムのネットワーク構造は、相互作用の変化を特定するための中心的な役割を担う指標が、学習者のライティング能力の発達につれて変化するか、研究課題3: L2 ライティングにおけるシステムの構造は、従来の還元主義的な観点から提唱されているようなCAF という3 つのコミュニティを観測できるか。できるとしたら、ライティング能力が発達しても3 つのコミュニティは維持されるか)。
結果を以下の通りである。研究課題1 に関しては、明らかにネットワークの構造が変容しており、動的な変化が観察できた。この結果は、L2 ライティグにおけるシステムは絶えず動的に変化していることを裏付けると同時に、動的な変化の中にも、各週における媒介中心性が高い指標の数の変動から、動的な変化の中にもネットワークが比較的安定し収束している状態と大きく変化する状態があることが明らかとなった。研究課題2に関しては、指標によって結果が異なり、一概にYes・No で答えることは難しい結果となった。研究結果3 に関しては、確かに3 つのコミュニティは縦断的に維持されるが、従来提唱されているような、CAF の枠組みに当てはまるようなサブシステムは構築されないことが明らかになった。

Research Progress Status

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2021-01-27  

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