2018 Fiscal Year Annual Research Report
現代ラティーノ政治における新しい市民の創造:エスニシティの変容をめぐって
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18J22721
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
鎌田 皐綾 東京大学, 総合文化研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2019-03-31
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Keywords | ラティーノ史 / 移民史 / 移民政策史 / エスニシティ / アメリカ史 / 政治史 / グローバルヒストリー / 人種問題 |
Outline of Annual Research Achievements |
米大学院ライス大学博士課程に留学することが決まり、特別研究員を辞退せねばならなくなったものの、研究テーマ「現代ラティーノ政治における新しい市民の創造:エスニシティの変容をめぐって」について、日本でもアメリカでも研究を着実に遂行することができた。今期は研究を遂行するにあたり、歴史学、アメリカ史、ラティーノ史、メキシコ史に基礎を固めることに専念した。貴研究費によって購入した『世界歴史体系アメリカ史』、『世界各国史ラテン・アメリカ史』をはじめとした学術書は、この点大変役に立っている。日本においては、今期は遠藤泰生指導教授のもと、授業、課題遂行において歴史をグローバルに捉える視点を養い、ラティーノ政治とコミュニティ発展の歴史を、より広い西半球からの視点から研究する方向性を切り開くことができた。また留学先のアメリカにおいては、歴史学のあり方を文献・ディスカッションを通して学ぶ傍ら、グローバル・ヒストリーに関する講義、そして19世紀のアメリカ史、20世紀の人種問題に関する歴史、メキシコ史のコースワークを履行することによって、研究テーマに直結するラティーノ史、歴史学、アメリカ史について多くの知識とより広く深い視座を養っている。留学準備が重なったため、論文の出版や学会での発表はできなかったものの、このように着実に研究テーマについて勉学に励み、論文を来年出版できるよう執筆に着手した段階である。このように今年度研究を遂行することができたのは、日本学術振興会からの研究費を受給できたからに他ならない。今後も感謝の気持ちを忘れず、日本の学術界に貢献できるよう、テーマを遂行していきたい。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(1 results)