2020 Fiscal Year Research-status Report
Cross-linguistic disagreement and its philosophical problems
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18K00010
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Research Institution | Japan Advanced Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
水本 正晴 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (70451458)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | disagreement / epistemology / translation / theory of meaning / philosophy of language / cross-linguistic study / experimental philosophy |
Outline of Annual Research Achievements |
令和2年度は、コロナウイルスの影響で予定されていた国際会議を開催することができず、令和3年度に延期となった。その代わりに企画している論文集の序論および寄稿予定の自身の論文を執筆した。 また、会議の前提となる哲学的概念の言語的差異の実例を提供するKnow how についての英語と日本語の比較研究のデータを報告する論文を含む論文集Ethno-Epistemology を出版するとともに、命題的知識についての同様のデータを報告したMizumoto (2018) を補完する論文を言語学の雑誌上に出版した。また、Know how については英語と日本語におけるその使用の差異についてのさらなるデータを報告する論文が、令和3度論文集の中の一篇として出版される。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナウイルスの影響で、国際会議を開催することができず、論文集の寄稿予定者による論文の執筆も進んでいない。だが、研究代表者自身の研究の進展は順調である。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度も日本での国際会議の開催は中止となったが、オンラインにより開催する予定である。それに合わせて出版社へ論文集の出版を正式に申し込む予定である。また、会議での活発な議論を通してCross-linguistic disagreement の可能性や哲学的含意について他の参加者と共に更に考察を深めたい。
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Causes of Carryover |
令和2年度に予定していた国際会議がキャンセルとなり、国際会議の開催費用および招待者の旅費が使用できなくなったため。 令和3年度はオンラインでの国際会議となるが、発表者への招待講演への謝金、自身の論文集編集と関連論文のための在外研究の費用に充てる。
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Research Products
(5 results)