2021 Fiscal Year Research-status Report
Cross-linguistic disagreement and its philosophical problems
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18K00010
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Research Institution | Japan Advanced Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
水本 正晴 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (70451458)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | disagreement / peer disagreement / faultless disagreement / linguistic diversity |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度は開催予定の国際会議 Cross-Linguistic Disagreement が再び中止となり、新たな国際会議のための講演者や出席者との調整とを行った。また、今回今年度開催予定の会議の成果としてAsian Journal of Philosophy 誌上で同名の特集号を編集することに決まった。これは締め切りが来年の1月末で、論文は集まり次第随時オンライン上で公開されることになる。また、言語的多様性の観点から1) Knowledge-how についての英語と日本語における使用の適切性と使用頻度のデータから概念的違いを論じる共著論文Knowledge-How Attribution in English and Japanese、および2)実験哲学と日常言語哲学との関係について一般的に考察した単著論文Experimental Philosophy and Ordinary Language Philosophy を執筆、提出した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナの影響で、予定していた国会議が再度延期となった。国際会議での議論を通し、自分の論文の議論を深める予定であるが、それが叶わず、会議で発表された論文をもとに予定していた論文集も進行が止まっている状態である。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は、再延期された会議を7月に開催予定であり、今回は仮にin-person で開催できなくともオンライン上で必ず開催する。また、Asian Journal of Philosophy 誌上の特集号へ向け論文を集め、その解説や自らの投稿論文の執筆、および編集作業に力を注ぐ。
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Causes of Carryover |
昨年度計画していた国際会議がコロナ禍の影響で開催ができなくなり、本年度に再延期されたため。
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Research Products
(3 results)