2021 Fiscal Year Research-status Report
暴力を語ること・表象することをめぐる根源的問題についての領域横断的研究
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18K00017
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Research Institution | University of Shizuoka |
Principal Investigator |
飯野 勝己 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (70551729)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 安芸子 (藤村安芸子) 駿河台大学, 現代文化学部, 教授 (20323561)
坪井 雅史 神奈川大学, 外国語学部, 教授 (20386816)
岩野 祐介 関西学院大学, 神学部, 教授 (20509921)
樋口 浩造 愛知県立大学, 日本文化学部, 教授 (30243140)
新田 智通 大谷大学, 文学部, 准教授 (40612891)
中野 良樹 秋田大学, 教育文化学部, 教授 (50310991)
上石 学 聖心女子大学, 現代教養学部, 准教授 (70349166)
相澤 伸依 東京経済大学, 全学共通教育センター, 教授 (80580860)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 哲学 / 倫理学 / 思想史 / 宗教学 / 心理学 / 表象文化研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は対面での研究会開催を重視しているが、当該年度はその前年度と同様に、コロナ感染拡大のため開催を見送らざるをえなかった。研究会を開催して発表と討論を行って進める、という方法を取る本共同研究としては、引き続き停滞せざるをえない状況となった。 そのため、科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)補助事業期間延長の申請を再度行い、さらに1年間の延長が承認された。 以上のことから、当該年度における研究活動は、オンラインで研究の進め方に関する若干の打ち合わせ・意見交換を行ったほかは、個々の研究活動(論文および著作等の執筆・学会等での研究発表など)を行う、というものにとどまった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
初年度は予定通り共同研究に基づく論集を刊行し、それに関連する学会ワークショップ、合評研究会を開催するなど、順調な滑り出しであった。しかし二年度目は、二回の研究会開催を予定したものの、コロナ感染拡大により一回の研究会開催にとどまった。そして当該年度の前年度、そして延長を認められての当該年度は、対面での開催は一度も行えなかった。以上のことから、研究はやや遅れている状況にあるといえる。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は感染状況を注視しつつ、可能なら2回の対面研究会を開催する予定である。ただし状況によってはオンラインでの研究会開催等も取り入れ、共同研究を進める方策を模索していく。各自の担当テーマを深めつつ研究発表や討議を行うとともに、その成果としての新たな論集等の構想も検討していく。
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Causes of Carryover |
本研究最大の支出項目は研究会の旅費だが、当該年度はコロナ禍のため1度も開催できなかったのが、最大の理由である。また、研究分担者への分担金については、分担者によっては繁忙等によりあまり使用できない場合があった。 次年度は、コロナの感染状況も注視しつつ、できるだけ研究会を2回以上開催して使用する予定である。
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Research Products
(8 results)