2021 Fiscal Year Research-status Report
Towards better understanding how phonetic characteristics convey sincerity in speech acts: Phonetic analysis of apologies
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18K00590
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
首藤 佐智子 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (90409574)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小西 隆之 早稲田大学, グローバルエデュケーションセンター, 講師(任期付) (90780982)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 謝罪 / 音声 / パラ言語情報 / 発話行為 / 誠実性条件 / プロゾディ / 感情音声 / 韻律情報 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は、前半は新型コロナの感染拡大による影響で大学内における実験ができずにいたが、感染対策が不可能に近い音響実験室の使用をあきらめ、教室を使用する方向でプログラムを書き直すことで音声調査実施に漕ぎつけた。参加者がマイクを使用して発声するという実験の性質から授業期間中は不可能であったが、春休み期間はキャンパスが比較的静かであったため、実験を集中的に行った。大学の学内アルバイトの制度を利用して実験参加者を募集したところ、想定を超える希望者が集まり、合計47名分の音声調査を実施することができた。収録した音声データに対し、分節音と韻律情報のアノテーション(コーディング)を行った。2022年度には、この音声データを用いて知覚実験と音響解析を行い、謝罪音声の誠実度の印象に影響を与える音声特性を分析する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍の影響で音響実験室を使用できないことで、2年の間ほとんど研究が進められなかった。今年度に入り、実験の手法を見直し、音響実験室を用いない方式で音声調査を行うことで音声データを収集できたが、2年の遅れを取り戻すには至らず、2022年度に繰り越した。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度は、収集した音声データを用いて知覚実験と音響解析を行い、謝罪音声の誠実度の印象に影響を与える音声特性を分析する予定である。新型コロナウイルスの状況が知覚実験に影響を与える可能性もあるが、2021年度同様に教室を利用する方式を利用して計画遂行に努めたい。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルスの感染による影響で、音声調査は2022年3月まで実施できず、音声データの分析には至らなかった。これにより、知覚実験も実行には至らなかった。知覚実験参加者への謝礼として予定されていた予算が残額となっているため、2022年度に使用する予定である。
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