2021 Fiscal Year Research-status Report
Teaching Japanese Elementary School Students Programming and Computational Thinking in a CLIL Environment
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18K00836
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Research Institution | Okayama Prefectural University |
Principal Investigator |
風早 由佳 岡山県立大学, デザイン学部, 准教授 (20633043)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 小学校英語 / プログラミング / CLIL |
Outline of Annual Research Achievements |
学級担任、及びALTへのプログラミング教育に関する意識調査アンケートを作成し、実施した。(結果は2022年6月学会発表予定)アンケートでは、プログラミング教育と英語教育を統合したCLIL授業への関心の高さが示されたが、一方で十分な研修を受けていないことを理由に負担が大きいと考える回答があった。このアンケート結果及び、小学校教諭からの聞き取り調査をもとに、プログラミングを取り入れた英語授業計画を立て、教材作成を行った。(2月に小学校での実践予定であったが、現場での実践の都合がつかなかったため次年度への延期とした) プログラミングを取り入れたCLIL教育を進めるための教員向けガイドブックを小学校教諭からの助言を受けながら作成した。また、プログラミングを体験しながら論理的思考力を身に付ける目的で理科、算数の内容を取り上げた小学校5、 6年向け教材を作成した。(印刷中)
また、イギリス、オーストラリア、フィンランドにおいて外国語でプログラミングを教えるCLIL授業について、先行研究の調査を進めるとともに、オーストラリアについては現地の小学校でのプログラミング指導を行っている小学校教員へインタビューを行い、CLIL授業の展開方法、論理的思考力を伸ばす指導について現状の聞き取り調査をした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
プログラミングを使った英語授業計画を立て、教材等の作成を行ったが、実際に小学校に出向いての調査、実施が十分に行えなかった。調査、実施を通して得るはずであったデータが年度内に揃わなかったため、学会発表、投稿を見送った。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年4月~5月に実施する調査の結果をもとに、2022年6月に学会発表(要旨受理)を行う。その後、9月に実践を行い、結果をまとめて、11月、3月に学会発表、論文投稿予定である。
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Causes of Carryover |
海外での学会発表を中止したたが、次年度は他の学会での発表のための予算として使用する。また、発表内容をまとめた論文投稿費として使用する。
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