2020 Fiscal Year Research-status Report
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18K00913
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Research Institution | Kokushikan University |
Principal Investigator |
藤森 馨 国士舘大学, 文学部, 教授 (50291000)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
夏目 琢史 国士舘大学, 文学部, 准教授 (00747842)
小倉 慈司 国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (20581101)
岡野 友彦 皇學館大学, 文学部, 教授 (40278411)
岡田 荘司 國學院大學, 神道文化学部, 名誉教授 (60146735)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 出雲国造家 / 中世文書 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度昨年は、昨年度新たに発見した文書の解読・整理を予定していたが、コロナウィルス蔓延のため、行政(島根県)からの指導で現地(北島家)訪問不可となり、昨年度収集した文書の写真確認とともに写し間違いの修正を共同研究者と実施した。島根県教育委員会の協力を得て若干の進捗があったが、当初計画した四敗文書の確認には至っていない。8月に共同研究者及び北島家とオンライン会議を開催し、今後の研究方針について打合せをおこない研究推進を図った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナウイルス蔓延のため、今年度予定した現地調査が不可能となり、新たに発見した文書の調査・解読が遅れ気味となっている。この遅れを令和3年度中に取り戻し研究成果公開に結びつけていきたいと考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
昨年度予定した現地調査を今年度8月に実施し、これまでの研究成果に新たな知見を加えて学術図書として発表する予定である。
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Causes of Carryover |
コロナ禍により、現地での資料調査ができなかった。加えて現地の資料は国宝的重要であるため、持出も叶わなかったことにより旅費が未使用額となった。前年に発見された多くの資料の解析を中心に進めることはできたが、未発見の埋没資料を短期間で効率よく現地収集する予定である。
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