2020 Fiscal Year Research-status Report
近代北海道におけるアイヌ民族と地域社会―有珠郡・幌別郡を中心に―
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18K00937
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
檜皮 瑞樹 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 准教授 (00454124)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久留島 浩 国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 特任教授 (30161772)
伊達 元成 伊達市噴火湾文化研究所, その他部局等, 学芸員 (70620897) [Withdrawn]
黒田 格男 伊達市噴火湾文化研究所, その他部局等, 学芸員 (60885432)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 開拓移住 / 北海道 / アイヌ民族 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度はコロナ感染状況の拡大もあり、当初に計画していた研究調査を実行することが出来なかった。 2020年度に実施した研究調査、及び研究成果は以下の通りである。 2020年5月24日に2020年度第1回研究会を開催した。研究会では、田村家文書目録作成状況について石田七奈子(研究協力者)及び清水詩織(研究協力者)が進捗状況に関する報告を、盛岡藩関係有珠郡資料の調査結果について清水詩織が報告を行った。2020年10月4日には2020年度第2回研究会を開催した。亘理町史編纂への協力体制、及び「亘理世臣家譜略記」「亘理伊達家家中分限帳」の調査・翻刻体制について工藤航平(研究協力者)が報告を、田村家文書目録のうち写真資料の取り扱いについて石田七奈子が報告を行った。また、檜皮瑞樹(研究代表者)及び久留島浩(研究分担者)が、2021年度刊行予定の論文集に関して、その内容構成や執筆分担についての報告及び議論を行った。2021年3月6日には2020年度第3回研究会を開催した。2021年度刊行予定の論文集に関して黒田格男(研究分担者)が「伊達藍の成立とその特異性について」というテーマで研究報告を行った。 また、2020年10月22日から25日には北海道での資料調査を実施した。北海道立文書館では有珠郡関係資料の調査及び撮影を、だて歴史文化ミュージアムでは「亘理世臣家譜略記」「亘理伊達家家中分限帳」の撮影調査を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ感染状況拡大に伴い、本研究プロジェクトの主たる調査対象である北海道への渡航が困難となったため。また、調査対象の歴史資料を保存する史料保存機関が、コロナ感染状況拡大のため、閲覧サービス等を停止したため。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度となる2021年度は引き続き北海道での資料調査と成果公開として論文集の作成を実施する。北海道での調査はコロナ感染状況に左右されることが想定されるが、状況の変化を慎重に判断しながら調査を実施する。論文集については2021年度中の刊行を目指して作成を進めて行く。
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Causes of Carryover |
コロナ感染状況拡大のため予定していた北海道での資料調査が実施出来なかったため。
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Research Products
(5 results)