2021 Fiscal Year Research-status Report
Recording of Educational Practice with a 360-degree All-around Camera and Construction of "Learning Outcome Visualization System"
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18K02877
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Research Institution | Hagoromo International University |
Principal Investigator |
内田 知巳 羽衣国際大学, 現代社会学部, 講師 (80791962)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小田 まり子 羽衣国際大学, 現代社会学部, 研究員 (20269046)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 360度映像 / 映像解析 / 授業評価 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度も、昨年度に引き続き、新型コロナウィルス対策の影響を受け、久留米工業大学との共同研究である特別支援学校へのサービスラーニング実施に至らなかった。 現行に流通している映像解析ソフトでは、4K映像や360度映像を入力映像として扱えるソフトウェアがないため、映像編集ソフトを使用しているが、これまで研究に使用してきたGrassVallyEdiusでは、平方展開画面でしか再生・視聴することが出来なかった。昨年度より動画解析のための編集ソフトをEdiusからPremiereに変更し、360度映像を展開平面ではなく、HMDで任意の方向を視認しながらタギングを行う方法を試行中である。 学外での記録が難しく、学内の実習風景実施状況を記録し、授業評価に反映させる試みを始めた。 今期研究内容を学会などで発表できる形にまとめることが出来なかったので、次年度の課題としたい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス対策により、特別支援学校への部外者立ち入りが制限されている。 再開の見込みを待つより、学内や別活動の評価で代用できることを試作中。
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Strategy for Future Research Activity |
当初計画であった特別支援学校でのサービスラーニングの実習評価を行うものであったが、 特別支援学校への学外研修実施の先行きはまだ見通せないため、 学内での実習授業の記録を蓄積し、これに変えることが出来るかを試してみる。 教員評価と映像解析による評価を比較することで、360度映像による多方向同時記録の有用性を確認できることを実証する。
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Causes of Carryover |
福岡県久留米市にある特別支援学校までの数度の出張を予定していたものが出来なかったことと、撮りためた記録映像を解析するためのアルバイトを見込んでいたが、作業できなかったため。次年度に解析を早急に行うためのアルバイト使用を予定している。
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