2022 Fiscal Year Annual Research Report
Development of a Web-based Self-Evaluation Assessment Tools for Student Counseling Activities on Universities and Colleges
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18K03098
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
福盛 英明 九州大学, キャンパスライフ・健康支援センター, 教授 (40304844)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内野 悌司 広島修道大学, 健康科学部, 教授 (00294603)
山中 淑江 立教大学, 現代心理学部, カウンセラー (10267388)
松下 智子 九州大学, キャンパスライフ・健康支援センター, 准教授 (40618071)
高野 明 東京大学, 相談支援研究開発センター, 教授 (50400445)
池田 忠義 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 教授 (70333763)
舩津 文香 九州大学, キャンパスライフ・健康支援センター, 講師 (80778928)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 学生相談機関 / 形成的自己評価 / 学生相談機関充実イメージアセスメントパッケージ / 学生相談機関充実イメージ表 / 学生相談プログラムの充実イメージ表 / SUS / インタビュー |
Outline of Annual Research Achievements |
Web版の学生相談アセスメントパッケージのプロトタイプを用いた試用調査を行い、SUSを用いた量的調査、2つのカウンセリングセンターにおいて実際に使ってもらった試用感についてインタビュー調査を行った。SUSを用いた調査について、n=9でSUS scoreは61.9 (SD = 12.7)、実際の評価時間は40.6分であった。インタビュー調査によれば、自分たちのセンターの活動を俯瞰できてポジティブに振り返ることができる一方で、前回の調査では発見できなかった技術的な不具合の指摘があった。 これらの結果は、2022年8月3日-5日にアメリカ合衆国ミネアポリスで開催されたAmerican Psychological Association APA2023において、Fukumori H.を筆頭発表者としてThe development of Web-based tool for formative self-assessment of college counseling center Sprouting research for usability and usefulness of this tool in Japanというタイトルで発表(共同発表)を行った。 Web版の学生相談アセスメントパッケージを“The Web-based Assessment Package of College Counseling Center Activities” (WACCA)(Prototype)と英訳し、Trial survey 1 ~ Usability of WACCAとして、SUS (i.e., the Japanese version of the System Usability Scale) (Yamauchi, 2016/original version: Brooke, 1996)を用いて、5件法での結果について報告した。また2つの大学へのCase Study Interview ( 2 centers)による試用評価インタビューを行った結果について報告した。 これらの結果から、システムの不具合への指摘があったこと、量が多すぎることに関する課題が残された。システムの不具合についてはできるところは改善したが、技術的に困難な点が部分的に残った。また量についてはアセスメントパッケージそのものの改良が必要であることから、今後の研究の課題とした。
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Research Products
(2 results)