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2020 Fiscal Year Annual Research Report

Structural study of infection molecular mechanism of the mouse norovirus.

Research Project

Project/Area Number 18K06091
Research InstitutionYokohama City University

Principal Investigator

水谷 健二  横浜市立大学, 生命医科学研究科, 助教 (10525570)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywordsマウスノロウイルス
Outline of Annual Research Achievements

ノロウイルスは、急性胃腸炎の主要因となるウイルスである。本研究ではマウスに感染する近縁のウイルスであるマウスノロウイルスの感染受容体であるCD300lfおよびCD300ldとキャプシドタンパク質VP1の相互作用を明らかにするために複合体の結晶構造解析を目指して当初は研究を進めていた。他の研究グループによりVP1・CD300lf複合体の立体構造が報告されたため、CD300lfの立体構造解析に関しては優先度を下げ、CD300ldを中心に研究を進めた。発現条件の検討や培養スケールの拡大により相互作用解析と結晶化にたる量のサンプルが得られた。プルダウンアッセイとゲルろかクロマトグラフィーによりVP1とCD300ldとの相互作用が確認できたため共結晶化のスクリーニングを行なった。市販のスクリーニングキットで約700種のバッファー条件を試したが結晶は得られなかった。コンストラクティングの際のN末端およびC末端の処理に原因があると考え、コンストラクトの検討を行なっている。またVP1と相互作用する分子の候補であるリゾチームフラグメントとVP1の共結晶化スクリーニングでも結晶化スクリーニングを行なった。いくつかの条件で結晶が出たため条件の精密化を行っている。同時にVP1との相互作用する分子として胆汁酸との共結晶化を試みた。またVP2タンパク質についても様々なコンストラクトで調製したサンプルについて結晶化スクリーニングや分析超遠心による相互作用解析を行なった。

  • Research Products

    (2 results)

All 2020 Other

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results,  Open Access: 1 results) Remarks (1 results)

  • [Journal Article] The structure of SeviL, a GM1b/asialo-GM1 binding R-type lectin from the mussel Mytilisepta virgata2020

    • Author(s)
      Kamata Kenichi、Mizutani Kenji、Takahashi Katsuya、Marchetti Roberta、Silipo Alba、Addy Christine、Park Sam-Yong、Fujii Yuki、Fujita Hideaki、Konuma Tsuyoshi、Ikegami Takahisa、Ozeki Yasuhiro、Tame Jeremy R. H.
    • Journal Title

      Scientific Reports

      Volume: 10 Pages: 1-13

    • DOI

      10.1038/s41598-020-78926-7

    • Peer Reviewed / Open Access
  • [Remarks] ムール貝のR-型レクチン「セヴィル」の立体構造を決定- レクチン創薬への利用に期待 -

    • URL

      https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2020/20210202oozekiyasuhiro.html

URL: 

Published: 2021-12-27  

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