2021 Fiscal Year Research-status Report
The actual situation of the sleep of the elderly person who cares at home for a person with dementia and education care program to put up pawn of the sleep
Project/Area Number |
18K10525
|
Research Institution | Shitennoji University |
Principal Investigator |
坂口 京子 四天王寺大学, 看護学部, 准教授 (30635149)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
赤井 由紀子 四天王寺大学, 看護学部, 教授 (70290434)
河野 保子 人間環境大学, 松山看護学部, 教授 (80020030)
讃井 真理 人間環境大学, 松山看護学部, 教授 (20412330)
河野 理恵 目白大学, 人間学部, 准教授 (40383327)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 高齢介護者 / 睡眠障害 / 睡眠の改善 / 認知症者の家族 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は認知症者のご家族(ご高齢者)の睡眠状況の主観的な思いと客観的データと睡眠開催について計画し、7か所の施設と調整を行っていた研究第1段階として、OSAなどの地主観的睡眠状況の調査を150人程度実施した。研究対象者の中から睡眠障害があると思われた方が約7~8割に存在した。高齢者の認知症者を在宅で介護する高齢者の睡眠状況は厳しいものと判断された。さらに客観的睡眠状況として睡眠状況を確認するために、3日間、睡眠測定器の装着をお願いするために、各施設様に依頼し、家族会や施設の催し物会に参加する計画を立てていた。またその際に睡眠教室も開催し、高齢介護者の睡眠改善を図る計画も進めていた。特別養護老人ホームでの家族会の代表と面談し、具体的な日程調整を行った。また施設の地域連携tのための催し物(6月と12月)の際に、施設の一角をお借りして、睡眠教室の会場の設置も許可を取っていた。さらに認知症対応型のデイサービスや一般のデイサービスを利用されている認知症者の家族会など紹介をして頂き、日程調整を行っっていた。あとはその日が近づくの待つだけであったが、昨年と同様に再びコロナ感染拡や新種のコロナが出現してきたため、施設側のイベントが全て中止となった、施設では入所者とご家族の面談もオンライン中継であったりアクリル板を「通しての面会は10分以内という制限があった。当研究は施設に入所している人ではなく、施設を利用しているご家族の主介護者となっている高齢者の方が研究対象であるので、さらに接触する機会がなく、コンタクトが取れない状況となった。また施設内に外部の研究者が直接立ち入ることが許可されなかったため、研究の説明や研究依頼の方法が遮断された。コロナ感染の影響で研究計画が全てが中止となり、現在も見通しがつかない状況である。2022年度はコロナ感染が落ち着いたら、研究を再開する予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究1年目は研究計画書の作成、大学での倫理審査、研究フィールドの確保と調整 研究2年目は研究計画の実施のために調査研究を行う。さらに研究の追加のために大学で研究の倫理審査を受ける。研究依頼のために各施設に訪問し、研究実施の日程調整と研究の同意書や研究内容の説明など、研究の準備を行う。 研究3年目は研究2年目に各施設と調整した事項を実施する計画であったがコロナ感染拡大のため、対象者との面会や対象者が所属する団体や家族会の集会や催し物が全て中止となる。 研究4年目は、コロナ感染持続のため各施設の研究依頼ができず、研究に同意して頂いたデイサービスや認知症対応型デーサービス。家族会など全て中止となった。
|
Strategy for Future Research Activity |
コロナ感染の拡大が収束し、デイサービスや訪問看護、居宅介護支援事業所などが平常の運営となり、介護サービスの利用をされている認知症者のご家族との交流や接点がもてるようになれば、研究が再開できると考える。研究の第1段階の主観的睡眠感の調査は終了した。 ①研究第2段階の認知症者のご家族で高齢介護者に対し、主観的睡眠状況の裏付けとしてとして、客観的睡眠状況(睡眠測定器を用いて)を調査す。 ②第2段階で研究対象者となった高齢介護者のうち、睡眠障害があると判断された者、ある いは希望者に対し、よりよい睡眠を得られるための睡眠教室の開催を行い、参加して頂く。睡眠教室での知識を身に付け、日常生活改善について実行して頂き、睡眠教室の効果についてアンケート調査にて評価を行う。 ③毎年、研究対象者の依頼については、認知症者が利用しているデイサービス施設をメインとし、認知症者のご自宅のご家族(特に高齢介護者)に呼びかけている。または施設の 催し会や家族会などに参加を願い出て、施設内の会場で高齢介護者の研究協力を依頼し、実施を行っている。その打ち合わせが3月~4月にかけてであるが、今年度も打ち合わせが各施設ともコロナ感染状況のため遅れている。6月の施設催しの会はすでに中止が決定された。8月の夏まつりの実施が予定されれば、研究の依頼が行われる予定である。
|
Causes of Carryover |
2021年度は睡眠教室の開催のための準備物品の購入や人件費などに使用する予定であった。コロナ感染のために施設での睡眠教室の開催が中止になり。、共同研究者の研究費の使用以外は研究費は使用していない。2022年度にコロナ感染が収束し、研究依頼を承諾して下さっているデイサービス等の施研究の運営が従来に戻れば、施設を利用している認知症者のご家族との交流が可能となるため、研究の開催となり研究費の使用を行う。
|