2019 Fiscal Year Research-status Report
Soldiers as a subject of mobilities: through the case of Japanese Prisoners of War in Papua New Guinea
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18K11813
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
小林 柔子 立命館大学, グローバル教養学部, 准教授 (80793885)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 移民移動研究 / グローバルヒストリー / アジア太平洋地域研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究状況 ー環境変化に伴う研究実施の若干の障害:新しい大学に移動したために、システムに慣れることに時間がかかった。また、大学の学部は、ティーチングをメインと考えているため、前年度とは異なり、申請者自身も色々と理解を切り替え、バランスをとる必要が発生し、環境適応のために時間がかかった。しかし、出来る範囲では研究活動を継続した。 ー国際発表状況:海外での研究発表は1、2つ授業のために参加することができずに取りやめにするものもあったが、概ね、予定通りに実施し、海外発信できた。また、発表に対して以上に有意義なコメントを得ることができ、研究の発展に有効であった。 ー論文発表状況:論文もいくつか発表することができた。また、上記の国際会議で共に発表した会議の研究者と共に、この研究の関心に基づき発展したテーマに基づき、共著本を作成中である。 ー国際フェローシップ:本研究に関連するオーストラリア国立大学のフェローシップを受け、オーストラリアの研究者と議論できたことも有益であった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2019年度に勤務大学を変えたことで、環境の変化への適応などが影響している。また勤務学部が研究と言うよりは教育に重きをおく学部であるため前任校よりも、研究に当てられる時間が少なくなった。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、このテーマに関連する研究の編著本を、ニュージーランド、オーストラリア、ドイツ、イタリアなどの研究者と進めている。引き続きこの編著本の完成に向け得て全力を注ぐ。
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Causes of Carryover |
前年度の会計がコロナ禍のために請求できておらず、そのために、余剰金が発生してしまっている。
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Research Products
(10 results)